シルクロード旅行まとめ
2015年7月から8月にかけて2ヶ月間、イランからモンゴルへ陸路で抜ける旅をしました。
ルートは以下の通り、
日本
↓
イラン
↓
トルクメニスタン
↓
ウズベキスタン
↓
キルギス
↓
中国
↓
モンゴル
↓
韓国
↓
日本
今回、それぞれの国についてまとめてみます。
以下の項目にて、星の数で5段階評価してみました。
○治安 (良いほど星多い)
○メシ (美味いほど星多い)
○物価 (安いほど星多い)
○ホテル (良いほど星多い)
○人々 (良いほど星多い)
○交通の便(便利なほど星多い)
本来なら「観光名所」という項目も入れるべきですが、僕は名所は行かず、地元民の生活を見る派なので、名所は評価には入れてません。
【イラン 7.15~27】
○治安 ★★☆☆☆
○メシ ★★☆☆☆
○物価 ★★★☆☆
○ホテル ★★☆☆☆
○人々 ★★☆☆☆
○交通 ★★☆☆☆
最初の国にしては想像以上にハードでした。
政教一致の純ムスリム国、徹底したアンチアメリカの国、英語は殆ど通じません(ペルシア語のみ)。
イランでは東洋人が珍しいようで、特に田舎に行くと好奇の目で見られたり、超高頻度で話しかけられたりします。騒がしいところが嫌いな僕にとってはあまり居心地が良くありませんでした。
ただ、中には優しい地元民も多くて、家に泊めてくれたり、ご飯をおごってくれたりと手厚いおもてなしを受けることも多く、不思議と嫌いにはなれません(好きにもなりきれないんですが)。
参考↓
ちなみに、昨今話題になっていたISISなどのテロ組織の影響はなさそうでした。
【トルクメニスタン 7.27~30】
○治安 ★★★★★
○メシ ★★★☆☆
○物価 ★★☆☆☆
○ホテル ★☆☆☆☆
○人々 ★★★★☆
○交通 ★★★☆☆
独裁国家なので風変わりな国です。
街には警察官がやたら多かったり、街並みが不自然に整ってたり、初めは謎深い印象が強かったです。しかし、実のところ地元民はとても優しくて真面目です。
ハイウエイでヒッチハイクをした時も30秒で捕まったし、ホテルで偶然出会ったお兄さんにビールとかおごってもらったし、良いエピソードばかりでした。
観光的な見所はガスクレーターくらいしかありませんが、
ガスクレーター自体がかなり見応えがあるのでそれだけでも行く価値はある気がします。
(↑アクセス面倒です)
参考↓
4日間しかいなかった国でしたが、印象は抜群に良かったです。特にヒヴァという田舎町の居心地の良さと、ホテルの快適さは群を抜いていました。
この国は歴史的な名所も多く、外国人観光客に慣れているようで、特にサマルカンドなどは町全体のホスピタリティーも素晴らしいです。
今回行った国の中で一般的な日本人にお勧めするとしたらまずはこの国でしょう。
この国は自然豊かで、トレッキングをしたりしてかなり時間使いました。その分、日本では見られないような風景を見れましたし、民家にも泊めさせてもらったりと貴重な経験ができました。
また、この国は入国ビザが必要ないことや日本人宿が多いために多くの日本人に会いました。
海外で会う日本人は波長の合う人が多く、僕はとある薬剤師の方と長く一緒に行動させてもらいました。(ゆーすけさんお世話になりました!)
ご飯が美味しかったこと、中国人民が優しかったことが一番の印象。
ユースホステルで会った中国人が日本に関する知識が豊富で、日本に興味を持ってくれていることが嬉しかった。皆、フレンドリーで好印象でした。
2010年にはウイグル族の暴動がありましたが、2015年現在は落ち着いている様子でした。
中国ウルムチから西モンゴルに入ったので、モンゴルを横断する形になりました。
とにかく、移動が辛かった...。
道路が凸凹だし、乗り合いワゴンはギュウギュウ詰めだし、車内でおっさんがウォッカを飲んでたりするし、気づいたら隣の赤ちゃんの子守りを任せられるし…。
でも地元民は素朴で底抜けに優しくて、特にウランバートルでは日本語を話せるモンゴル人と知り合いになって観光に連れて行ってもらったりして、触れ合った人も良かったです。
もちろん、草原で馬に乗ったりするアクティビティーも豊富ですので自然が好きな人にオススメの国。
参考↓
○治安 ★★★★★
○メシ ★★★★☆
○物価 ★☆☆☆☆
○ホテル (泊まってない)
○人々 ★★★☆☆
○交通 ★★★★★
トランジットで1泊しかしませんでしたが、カウチサーフィン(旅行者用出会い系サイトのようなアプリ)で知り合った地元の人が街を案内してくれたり、美味しい焼肉屋に連れて行ってもらったりして濃厚な観光ができました。
治安も良いし、移動もしやすいし、居心地は良かったです。ソウルは東京とあまり変わらない気がします。
↓参考
以上、シルクロードの国の簡単なまとめでした。