8月27日 韓国 ソウルにて | chutokukuriのブログ

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8月27日 韓国 ソウルにて


今日はモンゴルのウランバートルから韓国へ飛びます。

なぜ韓国かというと、一番は航空券の値段が理由です。一度行ってみたかった、という理由も少しあります。

ウランバートルから日本への直行便が8万円弱なのに対して、韓国行きは36000円と割安なのです。しかも韓国から日本へはLCCがあるので12000円でいける。


朝7時、例のモンゴル人ガーナさんが空港まで送ってくれた!
しかもマイカーじゃなくてタクシーで。

ウランバートルでは交通渋滞が問題になっていて、そのために車のナンバーによって街中へ入れる車両数を制限しているらしい。

例えば、
「ナンバーの最後の数字が"1"の車は火曜日に街中へ入ってはいけない」
みたいに。

で、今日はガーナさんの車が入れない日なので、そのためわざわざタクシーを使って迎えに来てくれた!

なんて律儀な方なんでしょう。



空港まで15km以上あるのだけど地元価格なのでわずか600円。(ちなみにホテルでタクシーを頼むと2000円)



空港ではガーナさんが付いてきてくれて、時間もあったのでカフェオレをご馳走になる。
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そして最後はゲートまで見送ってくれた。

ガーナさんは始終いい人でした。
感謝してもしきれません。




10時に飛行機出発。

13時にソウル着。
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空港のクロークに荷物を預けて、
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いざ街へ繰り出します。

まず向かうはソウル駅。
快速列車みたいのに乗って行きます。
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ソウルって東京とあまり変わらないですね。

綺麗だし、標識とかしっかりしてるし

そして電車から見える風景は日本とほぼ一緒。違うのはハングル文字が使われていることくらい。
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なのでここは海外って感じが殆どなくて、もはや日本に帰ってきた感覚に陥る。

まずはソウル駅で降りて、付近をブラブラ。

適当に入った店で遅めの昼ご飯
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店内の雰囲気も一昔前の日本と似てます。


ユッケジャンというものを試しに注文してみたところ、

こんなのが出てきました。
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これが、予想以上の激辛でした(;_;)

食べてると辛すぎて涙が出てくる。
でも不思議と美味しいので、全部食べてしまった。

こりゃ明日お腹壊すだろうなと覚悟しながらの完食。


続いて、地下鉄に乗って明洞(ミョンドン)という場所に行ってみます。

ソウルの観光ガイドには「まずはミョンドンから観光すべし!」とイチオシしてたので、足を運んでみました。

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薄々予感してましたが、東京の渋谷とか池袋とほぼ一緒。

飯屋、カフェ、服屋とかが並んでいて、人混みが凄い。

10分ほど歩いて終了。

どの国にも似たような繁華街があるんですね。




続いて"Hyehwa"という何て読むかわかりにくい駅へ。(後でわかりましたが"ヘワ"って読むみたいです)


今日はカウチサーフィンで知り合った韓国人男性"ジュンシクさん"とヘワで会う予定をしていたのだ。


この方
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現在ソウルで旅行者にゲストハウスを提供する仕事をしているらしい。
とても真面目で優しい方でした。
日本にも10回ほど旅行に行ったことがあるらしいので、日本の地理や文化にも精通してたので話しやすかった。



まずはソウルであまり知られていない観光スポットに連れてってもらった。




小高い丘にあって眺めの良いところ

ソウル市内が一望できます。
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さすがは人口1000万の大都会



この近くの家には壁に翼の絵が書いてあったりして、
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中国のおじさんが羽ばたいてた。
この地域は最近では中国人に人気の観光スポットになりつつあるのだとか。

ちなみに日本のガイドブックにはあまり載ってないらしくて、地元の人ならではの街歩きスポット。



続いて路線バスでちょっと移動して、ジュンシクさんオススメの焼肉店へ。


料理はこちら
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日本と違って、注文するのは基本的に肉だけで、それ以外のサンチュとかキムチ、スープなどは食べ放題。


焼肉はサンチュで包んで食べて、日本で食べるよりあっさりしてて美味しかった。

ビールも飲んだけど2人で3000円程度と安い。

やっぱ地元民の行く店が一番ですよね。



続いて隣のバーへ。
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ここもジュンシクさんオススメ

僕はもっぱらウイスキーを飲んでいた。値段は日本とあまり変わらない。
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ここでジュンシクさんは韓国に関する不平不満を話し始めた。

「韓国人(特に女性)は言ってることと腹で考えてることが違うから好きになれない。」

とのこと。
確かに日本でも「本音と建前」とか言って、本音を表さない人が多い。

そのことをジュンシクさんに話すと

「日本人でもそういう人はたまにいるよね。韓国にはもっと多い。正に僕が韓国人女性と結婚したくない理由だ。」

と、こぼした。

なるほど、韓国でも日本と同じようなダークな面があるんですね。

確かに互いに素直に向き合うのが理想だし、陰口は無くしたいですよね。

ジュンシクさんはそのようなことを真面目に考える人だった。このようなタイプの男性は日本に少ない気がします。

夜22時半頃にお別れ。
ジュンシクさんのおかげでたった7時間のソウル滞在がとても有意義で濃厚なものになれました。やっぱ地元民と会うのが一番。


その後、僕は空港へ。
市内から1時間程度。


実はあまりポピュラーではありませんが、ソウルの仁川空港は夜に泊まれる"健康ランド"があるようです。しかも24時間営業というとてつもなくありがたいシステム。


これは仁川空港地下にありまして、


こんなとこ。
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「spa on air」



しかし、満員のため使用できず!



これは痛いなー。


仕方なく空港の隅っこで寝袋を使いながら寝る羽目に。

ま、でも最後の日くらいちょっとハードでちょうどいいですよね。



明日は日本に帰国です。

本当に帰国です。

僕の長期旅行は終わります。

今回の旅行のおかげで、今まで見たかったものを沢山見れたので十分満足した感覚もありますし、かと言ってもう少し長く旅行したいという名残惜しい気もあり、正直なんとも言えない心境です。



とりあえず、最後の夜に盗難とか大きなトラブルなく過ごせるよう眠ります。