7月16日 イラン② エスファハーンへ | chutokukuriのブログ

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7月16日  イラン②  エスファハーンへ

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テヘランは何もやることがない町なので出発する。

まずはエスファハーンという町へ行く。
数百年前にすごく栄えた王朝があって、その遺跡とかが有名なのだとか。

テヘラン市内の長距離バスターミナルからバスで6時間の道のり。

バスターミナルへ行く途中の地下鉄内でとある男性2人組に声をかけられた。


こちらの方々
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↑左の二人組

かなり積極的に話かけてくるのだけど、何て言ってるのか全くわからない。

実は、イラン人は殆ど英語が話せず、ペルシア語しか話せない。

この点について他の旅行者のブログを引用させていただくと

イラン人は、とってもお話好きです。

町を歩いても、駅にいても、ほんとよく話しかけてきます。

でもびっくりするほど英語ができません

どうやら公立の教育機関では、高校でも英語の授業が無いらしいです。

でも「Hello,how are you?」「Welcome to Iran.」「Where are you from?

ぐらいの英語はみんな知ってるんで、それを使って積極的に話しかけてきます。

で、こっちも英語で返答するとだいたいの人が、

Oh,I can’t understand English.

と言ってきます。

 

「え、英語できないの?」

「じゃあなんで話しかけて来たの?」

「いったいどうやって会話するつもりなの?」

「いったいどうしたいの?」


ということが頻繁にあります。

(参照: https://mocchans.wordpress.com/2013/09/25/)


正にそんな状態だった。

僕が回答に困っていたら正面に座っていた男性(上の写真の右側の人)が英語で話してくれて、なんとか会話が通じた。

どうやらこの2人組はたまたま僕と同じエスファハーンに行くところらしく、一緒にバスまで案内してくれることに。

バスターミナルの近くには荒っぽいタクシー運転手の客引きとか旅行代理店のオッサンみたいなのが沢山いて、そいつらが僕に

「ジャポン?」

と話しかけてくると、先ほどの男性2人組が間に入って

「失せろ!どっか行け!」(←あくまで推測)

的なことを言って、追い払ってくれた。

男気溢れる方々だった。


それだけじゃなくて、バスに乗るときは荷物とか全部持ってくれたし、


アイスもおごってくれたし、

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↑4種類ミックス(マンゴー、スイカ、チョコ、キウイフルーツ)

うまい。

サンドイッチとかジュースもおごってくれた(しかも2回も!)

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↑限りなくコカ コーラに似てるけど違う飲み物。


お金を払うと現金を渡そうとしても、"いらないよ"みたいな手振りをして受け取ろうとしない。

彼らはそんなに経済的余裕があるわけではないのだろうけど、躊躇なくご馳走してくれる。

まずその心意気がありがたい。


残念だが会話は全く成立しないのだが、不思議と気まずい感じにはならなかった。



夕方、エスファハーンに到着。