町を歩いても、駅にいても、ほんとよく話しかけてきます。
でもびっくりするほど英語ができません。
どうやら公立の教育機関では、高校でも英語の授業が無いらしいです。
でも「Hello,how are you?」「Welcome to Iran.」「Where are you from?」
ぐらいの英語はみんな知ってるんで、それを使って積極的に話しかけてきます。
で、こっちも英語で返答するとだいたいの人が、
「Oh,I can’t understand English.」
と言ってきます。
「え、英語できないの?」
「じゃあなんで話しかけて来たの?」
「いったいどうやって会話するつもりなの?」
「いったいどうしたいの?」
ということが頻繁にあります。》
(参照: https://mocchans.wordpress.com/2013/09/25/)
正にそんな状態だった。
僕が回答に困っていたら正面に座っていた男性(上の写真の右側の人)が英語で話してくれて、なんとか会話が通じた。
どうやらこの2人組はたまたま僕と同じエスファハーンに行くところらしく、一緒にバスまで案内してくれることに。
バスターミナルの近くには荒っぽいタクシー運転手の客引きとか旅行代理店のオッサンみたいなのが沢山いて、そいつらが僕に
「ジャポン?」
と話しかけてくると、先ほどの男性2人組が間に入って
「失せろ!どっか行け!」(←あくまで推測)
的なことを言って、追い払ってくれた。
男気溢れる方々だった。
それだけじゃなくて、バスに乗るときは荷物とか全部持ってくれたし、
アイスもおごってくれたし、
↑4種類ミックス(マンゴー、スイカ、チョコ、キウイフルーツ)
うまい。
サンドイッチとかジュースもおごってくれた(しかも2回も!)
↑限りなくコカ コーラに似てるけど違う飲み物。
お金を払うと現金を渡そうとしても、"いらないよ"みたいな手振りをして受け取ろうとしない。
彼らはそんなに経済的余裕があるわけではないのだろうけど、躊躇なくご馳走してくれる。
まずその心意気がありがたい。
残念だが会話は全く成立しないのだが、不思議と気まずい感じにはならなかった。
夕方、エスファハーンに到着。