何を思ったのか仕事帰りにふらっとパチンコ屋に入った。
タバコをやめたのと時を同じくしてパチンコ通いが日課から外れていた。
もう1年ぶり…それ以上かな。
外観も内装も同じ店とは思えないほど綺麗に改装されていた。
台と台との間隔が広くてゆったりできるし,それに天井が高くてタバコが煙たくないのがいい。
まずはスロコーナーへ行ってはみるが当然打ち方すらわからない台ばかり。
まぁ打ち方の心配はビッグを引いてからで,引くまではただボタンを押すだけの単純作業なのだが…
そろそろ10K投資で暗雲立ち込め始めた頃,隣に赤ん坊を抱っこした若い女性が座った。
慣れた手つきでゲームを始めるやすぐさまタバコに火をつけた。
その小さな火玉はすやすやと眠る赤ん坊のかわいい顔の上を行ったり来たり…
こうなるともうとてもじゃないが台になんて集中できない。
顔は正面の台へと向いているのだが,どうしても視線の左を行き来する赤い火玉が気になって仕方ない。
しかし…赤ちゃん危ないですよ。とも言えず,結局大きな咳払いをして席を立つことしかできなかった。
ただ何も知らずにすやすやと眠るその赤ちゃんのかわいい寝顔だけがせめてもの救いだった。
ごめん…