梅雨ですねぇ。人にとっては鬱陶しい雨でも、植物には恵みの雨。しっかり季節どおりに雨が降ることで、野菜やお米が豊作になるわけで、そう考えるとありがたいことですね。おはようございます、中退サバイバーです。


今日は自己投資の中で最もコスパが高い読書について書いていきますね。


本、というものは専門家の頭の中を、他の人にわかるように言葉を介して出力したもので、読書はその情報を取り込んで、自分の脳みそをアップデートする行為なのです。

それがたったの1000円〜2000円くらいで買えるなんて、ハッキリ言ってコスパ良すぎです。

同じ内容をセミナーで直接教わると最低でも0がひとつ増えますからね。

例えば、学んだ内容を活かして、転職に成功して、年収が100万円増えたとしましょう。

そのために年間100冊本を読んだとしても、本が1000円だとしたら1000✖️100で10万円のコストですから、単純比較しても年間90万円儲かることになりますね。

ビジネススキル、投資、家計管理あたりの本は収入に直結するんで、決して大袈裟な例ではないですよ。それに、転職しないとしても、仕事の進め方や人間関係のコツなんかを本で学べば、仕事が楽になっていきます。


だから、読書というのはやればやるほどお得な訳です。投資としての読書は自分の課題を解決してくれそうな本、つまりビジネス書が中心になるかと思いますが、そういったものを優先して読んでいきましょう。

さらになるべくひとつのジャンルを複数冊集中して読むと、著者が違っても重複する内容がある事に気づきます。これはその分野ではとても重要なこと、普遍的なことだということですね。その大事なことに何度も触れるので自然と知識として定着する訳です。


あとは、課題解決だけでなく、自分の世界や考え方の枠を広げてくれる効果も読書にはあります。

これは、小説やエッセイ、自伝的な本なんかがおすすめです。気楽に楽しみとして読めばいいので、おやつ的な感覚で自分の読書ライフに取り入れるといいです。


よく、本を読んでもほとんど覚えてないから意味がないのではないか、というような事を見聞きしますが、確かにどの本のどの部分にどんな事が書いてあるか、なんて事は数日も経てば忘れてしまうかもしれません。

ただ、冒頭で述べたように、読書の狙いは脳みそのアップデートなんですよね。特にたくさん読み込んでいけば、世界の見え方が変わっていくんです。街を歩いたり、テレビを見たり、人と話したりするなかで、そこから受け取れる情報が変わってくるんですね。

例えば、テレビで株価や為替の報道を見ても、知識が無ければなんの関心もないと思いますが、知識があればそこから投資すべきかどうかという考察が生まれたり、街中で流行っている店があっても、何の店かな、利用してみようかな?だけではなくて、どうしてこのお店が流行っているんだろう、その背景は何だろう、運営企業の株価はどうなっているだろう、なんていうふうに思考が広がっていく訳です。


こういうモノの見え方が深くなっていく、広くなっていくことを知恵がつく、と言うんだと思います。

知恵があると世の中の見え方が変わってきて面白いですよ。僕自身もまだまだ勉強の身です。一緒に賢くなっていきましょ。