リピーターレース
マイルチャンピオンシップはリピーター率の高い競走。
当然、好走実績のある馬を蔑ろにするのは論外だと思います。
それでは連覇となるとどうでしょうか?
直近ではグランアレグリアが成し遂げていますが……
過去10年間ではグランアレグリアのみ
集計期間を広げて2000〜2022年
該当馬は、デュランダル、ダイワメジャーの3頭のみ
リピーターレースと言っても連覇は困難なことが判ります。
さて、今回連覇の期待がかかるセリフォスですが
デビューニ戦目まで騎乗していた
敏腕ジョッキーの川田将雅騎手に再度乗替って
万全を期す姿勢が伺われますがどうでしょうか?
《連覇経験3頭と比較》
グランアレグリア 15戦9勝[9-2-2-2]
マイルCS以外のGⅠ競走勝鞍
桜花賞、安田記念、
スプリンターズS、ヴィクトリアマイル
ダイワメジャー 28戦9勝[9-4-5-10]
マイルCS以外のGⅠ競走勝鞍
皐月賞、天皇賞秋、安田記念
デュランダル 18戦8勝[8-4-1-5]
マイルCS以外のGⅠ競走勝鞍
スプリンターズS
セリフォス 10戦5勝[5-2-0-3]
マイルCS以外のGⅠ競走勝鞍 なし
さすがに偉大なレジェンド競走馬と比較するのは
些か乱暴だったかも知れませんが………
ちょっと荷が重いようにも見えてしまいます。
今回参戦馬でGⅠ競走勝利経験馬は以下の3頭となります。
シュネルマイスター NHKマイルカップ
ダノンザキッド ホープフルステークス
ダノンスコーピオン NHKマイルカップ
シュネルマイスターは、上位評価されると思いますが
低評価が予想されるダノン軍団
この3頭を見比べた場合
10人中10人がシュネルマイスター推しとなる。
国内マイルGⅠ成績 「1-2-2-1」抜群の安定感があり
懸念材料としていた負担斤量58㌔も安田記念で実証実験済み
有力候補筆頭と考えるのは自然な流れと判断。
今回、アナ馬候補として考えているのがダノンザキッド
ニ年連続で馬券圏内入着と阪神開催「0-1-2-1」
大阪杯で味をしめ挑んだ宝塚記念が唯一阪神での黒星。
負担斤量も大阪杯で好走しているので
過敏になる必要もないが………
ムラッ気があるので重い印を打つのは危険だが
ヒモ穴候補には最適な存在で前評価自体も低く旨みあり