今回は、自分が「髪を抜くようになったキッカケ」だと思ってる話を書こうかなと思います。
あくまで自認だから違うかもしれないですけど。
東京近郊に暮らす、両親と娘2人の4人家族。
私は長女で、父方母方のいとこたち全員の中でも一番年上でした。
両親両祖父母共にいわゆる「いいご家庭」。
教育熱心家庭にありがちな、医師だったり弁護士だったりの家系です。
私も小さい頃から、習い事と勉強漬けの毎日。
両親の仲はあまり良くなく、父は子供に不干渉。母は子供に手をあげる人でした。
勉強ができないと叩かれ、こっそり母のマンガや小説を盗み読んだのがバレて叩かれ、わからない問題をわからないのがバレると叩かれるから、解答を盗み見したのがバレて叩かれ。
小学4年とかの頃だった気がします。
固いもの(フライパンだったかな?)で頭を叩かれ、頭頂部の、つむじのあたりが切れて出血しました。
バチギレしていた母は突然優しくなり、タクシーを呼び、夜だったので緊急外来に駆け込んで、
「転んで頭を打ったんです」
そう医師に言った母の声を、今でも覚えています。
何針か縫って、ネットを頭にかぶせられて、
治るまでは母がすごく優しくしてくれて、めちゃくちゃ幸せだったのも覚えています。
順調に治療は進み、抜糸をし、完全に怪我は治ってしばらく経ってからです。
縫うために、怪我をした部分の髪を少し剃ったんですよね。
そこからツンツン短い髪が生えてきました。
当時の私は腰まで届くようなロングヘアで、
朝起きたら毎朝母が三つ編みに結ってくれていました。
でも、怪我をしたのが頭頂部近くだったもので、
その部分だけ短い髪の房がピヨっと出ているわけです。
ねじ込んでもねじ込んでもピヨっと出てきて、まー気になる気になる。
小学生とはいえちょっとマセてきたお年頃です。
ずっとそのピヨ部分をいじくって、
ある日、
抜いてしまったんですよね。
明示的に「きもちい」みたいな感覚は記憶してませんが、きっと気持ちよかったんだろうなぁ。
たぶん、それから、髪を抜くクセがうまれました。
抜毛症の人は、無意識で抜いてる方もいるとよく聞きますが、
当時の私は圧倒的に意識アリでした。
学校では誰も見ていないことを確認して、
家では親と妹がお風呂に入っている時に、
夢中になってプチプチ髪を抜いていました。
毛根鞘がうまくくっついてくるかのゲームもしていたように思います。
(あと5本のうちに綺麗なのがとれたら明日は良い日になる!)とか。
くっついてきた毛根鞘をかじってみたりしながら、一本一本丁寧に抜いて。
抜いた髪はティッシュにのせていくんです。
抜くのに満足したら、そのままティッシュにくるんでゴミ箱の奥に捨てていました。
時々頭皮から血が出るのも心地よかった。
文面で書くと我ながらキショいなあ。
気持ち悪くなったらごめんなさい。
こんなふうに髪を抜くようになって、良かったことがひとつだけありました。
私は幼稚園くらいの昔から爪を噛むクセもあったのですが、
髪を抜くようになってから、爪を噛むクセがぱったりなくなったと思います。
でも、今考えると、爪噛みのほうが、ハゲるより全然マシだったよなぁぁぁぁぁ。
それでも元々毛量が多く、
そして小学校の頃は毛根もまだまだ元気だったからか、
髪を結べば余裕で隠れるくらいのハゲにしかなっていませんでした。
母は、気づいていたのかどうか...。
当時は何も言われなかったし、
今も、今後も、母とそういうことを話せる気がしないので
真実はきっと闇に消えていくのでしょう。
今日はこのへんにしておきます。
あぁ、初めて、ほんとうに初めて、このことを言葉にした......!
思い出したりすると辛い気持ちになるかな?と思ってましたが、
スンって感じで別に辛いとか思わない自分がいて
だいぶびっくりです。