2月16日(月)

 

 京急杉田駅から16号線に出て歩くこと都合10分ほど。

 

 日蓮宗の古刹。牛頭山(ごずさん)妙法寺

  梅まつり開催中

  

 

  趣のある白梅

  

 

 天正年間というと戦国時代の頃でしょうか、当時杉田村一帯の領主だった方が数多くの梅を栽培し、やがて梅の名所となり、最盛期には3万6千本もの梅が咲き誇ったとか。その様子は初代歌川広重「武州杉田の梅林」に残っていて、梅まつりのポスターや境内の所々で目にしました。

 

  その浮世絵

  

 

 その後梅林は衰退してしまったようですが、なんとか復活させようと、数年前からかつて梅林の中心にあった妙法寺で「杉田梅まつり」を開催。

 今年は14・15の土日で、ふだんは入れない、眺望のよい浮世絵が描かれた寺の裏山へ行けるとのこと。いつもお出かけは平日なのですが、昨日の日曜日に行ってきました。

 

 階段の上は

  紅梅と「弁天堂」

  

 

 「弁天堂」の前を右に進むと墓地に入りますが、その中の石段を上って裏山を目指します。

 上る途中、ひと息ついて見下ろすと、本堂前の仮設ステージで

  花の宴のイベント

  

 

 

   蘇らむ武州杉田の梅の園  弁人

 

 

 山の上までもう少し、きつい石段をなんとか上りきりまして一休み。

 

  根岸湾が望めそう

  

 

 そして、往にし世に、広重が描いた本牧方面の海。

  その現在の風景

  

 

 

   梅の香や広重も見し本牧湾  弁人

 

 

 反対側の眺望も良さそうで見に行くと、あいにく霞んで見えませんでしたが、

  富士が描かれた浮世絵も

  

 

 左眼下にJR根岸線の線路。そして交差する

  京急電車

  

 

 

 

1月22日(木)

 

 この冬いちばんの寒波到来、雪の降る地域の方々のご苦労が思いやられますが、温暖な逗子の我が家でも、昨日から暖房の設定温度を上げて寒さを凌いでいます。

 

 そうはいっても、年末から年明けを経てここまでは、どうも暖冬傾向だったような感じがします。これまで、暖房のスイッチを入れないと布団から出られない朝はありませんでしたから。

 逗子界隈では、「成人の日」の連休の前に早くも梅が開花。散歩に出ると、ついカメラを向けたくなります。

 

 一昨日の火曜日。いずれもご近所のお宅の梅ですが、

  紅梅と白梅

  

 

  薄紅色の八重

  

 

 この時期ですから、もちろんロウバイも咲いていますが、

  道路脇の荒れ地にも

  

 

 

   冬将軍さらりと交わす花もあり   弁人

 

 

 そして、この日は今まで見たことのない花に出会いました。あるお宅の前に咲いていたのですが、

  淡いピンクの小さな花

  

 ラッパのようと言ったらいいのか、細長い円錐形のかわいい花があふれんばかりに。

 グーグルレンズに聞いてみると、どうも「キルタンサス」という花のようで、秋から冬を越えて春まで、かなり長い間楽しめる花ということでした。ちなみに和名は、なるほど「笛吹水仙」とか。

 

 

   子ども等の笛の音耳に寒の内  弁人

 

 

1月17日(土)

 

 前回の記事に、「箱根駅伝についてのつぶやきを次回に」と記したのですが、つぶやいたところで、結局は「たらレバニラ炒め」的な話になりそうなのでやめておくことにします。

 ただ、ひと言だけ吐露するならば、優勝した青山学院の選手はもちろん、すべての選手が精一杯頑張って真剣に走っていたのはたしかなのですが、なぜか、スポーツ観戦の後に感じる「爽やかさ」さが、今一つ後味として残らなかったということです。

 まあ、ものの見方は人さまざま。主観的な感想と言われればそれまでなので、この話題はこのへんにして、今回の記事に。

 

 さて、2026年の幕開けの1月。7日の朝に突然霰(あられ)が降って来て驚きましたが、それ以降、雨はほとんど降ってくれず、ほぼ毎日晴天の日が続いています。

 

 そんな中、連休が明けて二日目の14日。窓の外は快晴の冬空。つい手がカメラに向かい、「今日はどこからにしようかな」と車に乗り込みました。

 何度カメラに収めても撮り飽きませんね、富士山は。

 

 「見飽きない」のだから、いつもの逗子からの海越しの姿で十分なのですが、「今日はもうちょっと近づきたいな」と、138号線を西へ。西湘バイパスに入って、国府津駅の北、曽我梅林近くの丘の上に。

 ここに来るのは五回目くらいでしょうか、富士山ビューポイントの一つです。

 もう10年以上も前の2014年、お正月に遊びに来ていたKAZU君が明石へ帰る時に、富士山を見せようと来た思い出があります。

 あの時は少し曇っていて、墨絵のような富士山でしたが、

 

 この日はなんという絶景。

  心、洗われます

  

   左「明神ヶ岳」、右のおむすび形の山は「矢倉岳」

 

 

   冬晴や富士の霊気を独り占め  弁人

 

 

 これだけきれいな富士を眺められれば、この日の目的は果たしたことになりますが、眼下に走る鉄道の線路に目を移していると、ふと新たな興味が湧いてきました。

 

 大船から小田原方面へ向かう時、よく車窓から富士山を眺めるのですが、国府津あたりからもよく見えます。「そうか、国府津駅のホームから見える富士山はどんな具合かな」と。

 そこで、国府津駅前の駐車場に車を入れて、ホームに立ってみたのですが、思っていたほど小田原寄りにホームが伸びておらず、駅向こうの丘に遮られて見えませんでした。

 そういえば、その昔、職場の同僚が鴨宮に住んでいて、「鴨宮駅のホームからよく見えるんだ。朝は格別」と話していました。ふだん鴨宮駅で下車することはありませんが、電車に乗っていると、たしかに鴨宮駅を出た後、富士山がしだいに箱根の山に隠れて行き小田原に着くという具合です。

 

 ということで、一駅電車に乗って鴨宮駅へ。

 

 裾野のほうはほとんど隠れていますが、ホームから

  きれいに見えました

  

 

 再び国府津駅へ戻らなければならないので一度改札を出ると、コンコースの窓の向こうにも。

 

 窓ガラス越しですが、位置が高いぶん

  遮るものが少ない

  

 

 ホームでなくこの高さであれば、たしか藤沢駅でもよく見えたような。茅ヶ崎駅や平塚駅はどうだったでしょうか。今度調べに行ってみることにしましょう。いずれも駅近辺には大きな建物が林立しているので、ホームからは無理なような気がしますが。

 となると、国府津駅ホームがだめでしたから、もしかすると、東海道線のホームから富士山が眺められるのはこの鴨宮駅だけなのかもしれません。もっとも、丹奈トンネルを抜けて三島のほうまで行けば話は変わりますが。

 

 さて、国府津駅に戻って駅前に出ると、駐車場の西に駐輪場がありまして、その向こうに富士山の白い頭が輝いています。

 

  駐輪場の2階から

  

 

 ちょうど東海道線と御殿場線が分かれて行くあたりです。国府津駅のホーム、もう少し西に位置させるのは、やはり無理なようでした。