多分、20代後半位迄のハマッ子なら知っているかな?
おそらく横浜の中では有名だったお方で
都市伝説にもなった横浜のメリーさん♪
メリーさんは若かりし頃、米兵相手の有名な娼婦だった。。。
アタシがメリーさんを知った時はもう既にメリーさんはお婆ちゃんで
顔から洋服から全身真っ白けっけで正直言って恐かった。。。
多分アタシが20歳前後くらい迄?
関内駅周辺や横浜駅周辺でよく見掛けたかな?
が、ある日忽然と姿が消えメリーさんを見掛けなくなってしまった。
3~4年前?「そう言えば最近メリーさんを全然見掛けないよね?」
って話を友としていた丁度その時期に
赤レンガ倉庫でメリーさんのドキュメンタリー映画が上映されると知った。
勿論、アタシは当時の恋人と共に観に行った。
メリーさんの事を知れば知るほど胸が痛くてなってしまった。
おそらく時代が悪かったのだろう?
メリーさんも時代に翻弄されながら
生きる術として「娼婦」の道を選んだんかな?
どうしても色目がちで見られてしまうけれど
でも、メリーさんも戦争被害者の一人だったような気もするけれど
でも、本人にとってはその生き方が性に合っていたんかな?
誇りを持って自分らしく自由に生きていたっぽいもんねぇ…。
そして、宿無しのメリーさんはご老体にも拘わらず
伊勢佐木町の雑居ビルの廊下の椅子の上で
いつも寝泊りをしていたらしい。。。
お年はアタシの祖母様と同じ1920年生まれだって言うから
尚更、胸が痛んだ。。。
90年中頃から故郷である岡山だか広島の老人ホームで
余生を過ごしていたらしいけど
でも、今はもうお亡くなりになったとか???
残りの数年間が暖かいお部屋の中で
生きる為の「明日」を一人で考える事なく
日々を年相応に誰かと接しながら
柔らかなベットの上で過ごす事が出来たのかな?
って思う事が、せめてもの救い…。
その「横浜のメリーさん」を題材にしたドキュメンタリー映画が
横浜出身の監督によって4月15日(土)から公開されるらしい
アタシも絶対に絶対に観に行くつもり