今日は敏子さんと観劇。
感動して、感涙。よく最近涙する。


帰りに、カフェを探しつつ、夫の昨晩の挙行で気にくわなかったことや、結婚式なんてなくなればいいのにとか、愚痴った。


敏子さんは、宥めて宥めて聞いていたが、最終、毒になること言わないでと言った。


敏子さんも、闘病中。癌細胞を消すためにどうちゃらこうちゃらで、孫がどうで、田中がこんなんでと言う話をせっせとしている。


毒になる。


心が苦しくなって、帰りたくなった。カフェを断った。


惣菜や今夜のおかずを買うと言うが、それも断った。


断り方。
お母さんが、買ってくれるものを持って帰って、徹也が食べるけど、苦しい。

お金が私の心に重くのしかかってくるよ。


お金がないのに、することだけ、決めたら、しんどい。



結婚式を急かしたのは、敏子さんで、急かした頃、癌がわかった時で。


今回、私の心が波立ったのは、夫の挙行やけど、敏子さんの傷ついた顔と言葉が頭から離れない。


陽子がかわいいから、買ってあげたいと思うんやんか。


それが、苦しい。自分たちでしないとだめ。


そんな心が寂しくなること言わんとって。


涙目の改札。


ばいばいしたあと、電車に乗ったけど、乗り継ぎで降りた駅で動けなくなって、敏子さんに謝罪のメール。


自宅の駅について、また、動けなくって、息をつく。


もう、敏子さんには、気分がいいときしか連絡しんほうがいいと思ったら、また、世界が狭まった。



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