==ふたりの文化祭==

一言:自分をちらっと見せてみよう

ふたりの文化祭/KADOKAWA/角川書店
¥1,728
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さわやかで面白かったです!

読書大好きで人とあまり関わらない三つ編み少女と、

イケメンで何事もそれなりに良くこなす少年、

それぞれの語りを交互に、文化祭当日までを描いた物語。


二人には、保育園時代、延長保育で共に母を待っていた共通の過去がある。

しかしイケメン君はこのことを忘れているし、

三つ編みちゃんは特に思い出して欲しいとも思っていない。


これ、ポイントだとおもいます。

物語として、イケメンと地味女がいつのまにか惹かれあい、最終的にはくっつくパターン

ってよくありますが、

頑なに否定。(将来的にはわからないけれど)

各々が今の自分に疑問を持ち、どうなりたいのかを認識できるようになるまでが、

エピソードを伴って丁寧に描かれています。

安易に恋だけに走っていないところが大変好印象。


出てくるクラスの人間たちも、“いたよね、こんなやつ”って感じで、

想像しやすいです。

いや!美人のあの子はいなかったけど!!!!!



表紙のやわらかさが、中身のやわらかさとマッチしていて、とても素敵だと思いました。