==少年探偵==

一言: 小林少年探偵、誕生

少年探偵 (一般書)/ポプラ社
¥1,620
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面白かったです。

小路さんといえば、子供やか弱い大人が一生懸命生きてる姿をほっこり描く作品が多い印象がありますが、これは違います。

ミステリー。

怪人二十面相と小林少年の誕生を描いた一作。

私は本物(江戸川乱歩の作品)を読んだことがありません。

しかしこの本を読んだことで、原作も手にとって見たいと思うようになったほど、わくわくしながら読むことが出来ました。


最初に惹きこまれたのは、“誰も殺していないからといって善き犯罪者などではない”といった趣旨の発言。

犯罪を行っている以上、怪人二十面相によって傷つけられる人がいる、

そういう当たり前のことに気付かされ、目を開かれました。

あとは一気読み。


どーせ生ぬるい小路作品だと思っていたら、いい意味で裏切られました。




==わたしとトムおじさん==

一言:弱さを助ける傲慢

わたしとトムおじさん (朝日文庫)/朝日新聞出版
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つまらなくはなかったです。こちらは生ぬるい小路作品。

昔の建物や暮らしを5感で楽しむテーマパークで暮らす少女が主人公。

彼女はパーク内で、蕎麦屋を営んでいる祖父母と、手先が器用なひきこもりのトムおじさんと暮らしている。

おじさんの特技はそれで生計を得られるほどで、その日常の中で出会った不思議をエッセンスに成長していく登場人物が描かれています。


一見強く見える人にもアキレス腱がある、仲良く生きていこうよ、

といったメッセージかな、と思います。

つまらなくはないけれど、ちょっと説教くさく感じてしまいました。

もっとはちゃめちゃに冒険して欲しかったな。キャラを活かして。