==忘れないと誓った僕がいた==
一言:ただ消えていくこと
- 忘れないと誓ったぼくがいた/新潮社
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面白かったです。
不治の病にかかった彼女と残される彼氏の恋愛譚、亜種。
どのへんが違うかと言うと、彼女は命が消えるだけでなく、存在自体が消えてしまうということ。
彼女の名前は織部。
二人が出会ったのは眼鏡店。美しい彼女に彼はほぼ一目ぼれだった。
しかし彼以外、彼女のことをしっかりと覚えている人はいない。
そのことに引っ掛かりを覚えつつも、彼女をより知ろうと近づいていく彼。
信頼が強まるのと反比例して、彼女の存在が薄くなっていく。
事象に抗う二人の姿が、まさに青春って感じで、くさくてよかったです。
==お召し上がりは容疑者から==
一言: お菓子作りと安楽椅子探偵?
- パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から (幻冬舎文庫)/幻冬舎
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まぁまぁ面白かったです。
脱サラして父親の喫茶店を継いだお兄さんが語り部となり進んでいく、
軽いミステリー小説です。
探偵役は彼の弟。元刑事という肩書きの持ち主。
事件を運んでくるのは、警察のえらぁい人の秘書。
解決するごとに、引っ込んでいた弟の行動範囲が広がってゆきます。
だから厳密には安楽椅子探偵とはいえないかな。
デザートが章題になっているのに、その描写は説明過多であまりおいしくなさそうなことが残念でした。
エリザベス用のケーキはどう想像しても、ヤマ●キの菓子パンにしかならない、
そんな私の想像力が貧困なせいもあると思います。
でも、知識をつけることはできたかな。
登場人物が少ないために、把握しやすいですが、結末も読みやすくなっちゃってます。
なかなか難しいものですね。
とってもウザったかったのは、秘書の口癖。
某タレーランほどではないですが、目に付いて目に付いて……
読み始めはなかなかストーリーを追えないほどでした。