●産後うつかなと思ったら、まずは〇〇科を受診
こんにちは。伊達誠です。
産後うつになると、すぐに悲しくなり、涙が出ます。
気が滅入り、元気が無くなり、赤ちゃんの世話が、おっくうに感じます。
その理由は、女性ホルモンの急激な変化が、大きな一因です。
妊娠中は、急激にエストロゲンなどのホルモンが、大量に分泌されます。
そして出産後は、大量に分泌されたホルモンが、急激に減るのです。
このホルモンの大変動により、産後の女性は、抵抗力が低下して、情緒不安定になります。
その上、出産後すぐに、授乳やおむつ交換など、赤ちゃんの世話をしなければなりません。
赤ちゃんが夜泣きをして、まともに眠れない夜も、しばしばです。
このような環境の中で、産後うつを発症する女性が、多くいます。
次に、産後うつの特徴を列挙しますので、確認してください。
①赤ちゃんの世話に疲れ、おっくうになる
②赤ちゃんの泣き声にイライラする
③赤ちゃんが可愛いと思えない
④ちょっとしたことで悲しくなり、涙が出る
⑤「子供を産まなければ良かった」と口にする
⑥いっそのこと、子供と一緒に死のうと思う
これらの症状に、いくつか当てはまり、辛い状態ならば、医師に相談すべきです。
ただ、いきなり精神科や心理内科を受診しては、駄目です。
まずは、産婦人科を受診してください。
精神科や心理内科を受診すると、ほとんど抗うつ薬や向精神薬を処方されます。
うつ病の人は、真面目なので、出された薬を、きちんと飲みます。
でも、抗うつ薬や向精神薬は、法律上は麻薬と同じ分類の、劇薬なのを知ってください。
抗うつ薬や向精神薬は、副作用が、物凄く強いです。
コロナワクチンを摂取して、副反応が出た人が、多いと思います。
副作用が多いという点では、抗うつ薬や向精神薬を飲むという行為は、毎日コロナワクチンを打ってもらうようなものです。
抗うつ薬や向精神薬を飲んでいると、依存性になります。
そして、うつ病で辛いのではなく、薬の副作用で辛くなります。
もう、薬漬けの生活です。
まだ、飲み始めたばかりの人は、薬の服薬を中止して、様子を見ることをお勧めします。
抗うつ薬や向精神薬には、中毒性があります。
タバコが止められないとか、薬物を止められないのに、似ています。
私は、もちろん、抗うつ薬や向精神薬は、全て断薬しました。
離脱症状が出て、辛かったですが、 薬を飲まなくても、今はうつ状態になりません。
むしろ、体も心も、楽になりました。
話を、産後うつに戻しましょう。
産後うつになったら、夫や両親などに、家事や育児を任せて、出来るだけ休養することです。
最近は、男性が育児休暇を取る時代ですから、この制度をフルに活用したら良いですね。
また、「ファミリーサポートセンター」を活用するのも、かなり有効です。
ファミリーサポートセンターは、乳幼児や学童を預かって、送迎をしてくれる、会員組織です。
赤ちゃんを、預かってもらっている間は、家事などはせずに、ゆっくり寝てください。
ファミリーサポートセンターは、「〇〇市 ファミリーサポートセンター」などのキーワードで、検索してください。
産後うつも、他のうつ病と同じで、休養をして、ひたすら寝ることが、一番の治療法です。
産後うつも、こじらすと長引きます。
無理せず、早めに産婦人科を受診して、療養に徹してください。