●うつ病の私は「夢だ」「愛だ」と言われるとイラッとします
こんにちは。伊達誠です。
私は「夢は何ですか?」と聞かれるのが、かなり嫌いです。
夢なんて、うつ病になったら、まず描けないですよ。
強いて言うなら、「普通の人間になりたい」。
それが、うつ病の私の願望ですね。
この「夢は何ですか?」と言う質問。
実は、障がい者の就職と、職場への定着を援助する、NPO法人の職員から聞かれました。
私は、思いました。
障がい者の本当の気持ちは、やはり障がい者にならないと、分からないのだと・・・
障がい者を相手にする仕事の人に、平気でそんな質問をされて、私はかなり不愉快でした。
「うつ病の人は、夢なんて描けないんだよ!」
これって、うつ病の人の本音です。
そのNPO法人の別の職員からは、今の会社に就職が決まった時に、「次は結婚ですね」と言われました。
でもですね・・・
給料が安いと分かっている、障がい者の契約社員に、興味を持つ女性なんて、まずいないですよ。
私に、全く魅力が無いだけかもしれません。
でも、障がい者になる前に、正社員だった頃は、そこそこ女性から、アプローチがありましたよ。
女性は、お金が好きと、言っているのではありません。
生活がありますから、契約社員で給料が安い人間を、無意識に排除するのは、 むしろ当然だと思います。
私が、もし女性ならば、恋愛の対象にならないですから。
うつ病の人の夢は、うつ病が完治することです。
うつ病の人の希望は、うつ病に理解がある人と、暮らすことです。
うつ病は、メンタルも体も、ボロボロにします。
夢を描ける段階には、いないのです。