●うつ病の兆候①(こんな症状が出たら黄色信号)
こんにちは。伊達誠です。
うつ病は、うつ病と診断されるまでに、時間がかかる場合が多いです。
うつ病の初期は、お腹が痛いとか、だるいとか、身体的な症状を訴えるので、この段階で心療内科や精神科の受診を思い付くのは、至難の業だからです。
ですが、うつ病の症状は、放置していると、どんどん進んでしまいます。
今回は、こんな症状が出たら、うつ病の兆候だという例を、お伝えします。
以下の症状が、2週間続くようなら、医療機関をすぐに受診すべきです。
①仕事の朝は具合が悪くなる(気持ちが悪い、お腹が痛い、息苦しい、胸がつまるなど)
②すぐに「ダルい」「疲れた」と言う
③ダルそうで元気がなく、口数が少ない
④声が小さく、かすれたようになる
⑤仕事でのミスが多くなる
⑥物忘れが多い
⑦「生きてる意味が無い」「消えてしまいたい」などと言う
この①~⑦のような症状があったら、うつ病の入口に入ったの可能性が高いです。
躊躇せずに、病院を受診すべきです。
しかし、この段階でいきなり、心療内科や精神科の受診を考えつくのは、かなり困難ですね。
まずは、かかりつけ医か、地域で評判の良い内科医を受診すべきです。
勤務先の産業医などに相談するのも、良いと思います。
診察では、できるだけ家族が同行して、患者の様子を伝えると良いですね。
上記の①~⑦ような症状を訴えれば、普通の医師ならば、精神的な病気を疑うはずです。
そして、心療内科か精神科の受診を勧めるのが、普通です。