こんにちは、中央金沢朱鷺の苑です
事務所に行くと、上司の机の上にこんな言葉が目に入りました。「一会一期」
広辞苑で調べてみると、「生涯ただ一度まみえること。一生に一度限りであること。」と書いてありました。
かの有名な茶人千利休が説いた「茶の湯の心得」にあるといわれています。
「同じ人と何度も茶会で同席することがあるとしても、この茶会は一生にその日ただ一度のこと。二度と同じ時に戻ることはできない。だから心を尽くしてもてなさなければならない。」
私が、北伸福祉会に入社した頃に耳にした言葉のひとつです。「介護の仕事も同じ。その時その時は、もう戻ってこない。だからこそ今の一瞬、一瞬を大事にして、真心を以て接しなさい。」と。（ん～深い
）
先日、当施設で、看取りの中、亡くなられた方がおいでます。
私がこの仕事をさせていただき、早いもので、およそ四半世紀になります。この間、たくさんの方々と出逢い、別れが有りました。
入居者、そのご家族との関わりの中で、仕事を顧み、考えさせられることが多々あります。
『今日はきちんと対応できていたかな･･･』『あの時、こういった対応をしたらよかったな･･･』等々･･･
日頃、顔を合わせている入居者、利用者、上司、仕事仲間であっても、言葉を交わすその一瞬一瞬が「一期一会」であると思います。相手を思いやり、出逢えたことに感謝をして、明日から頑張ろっと