2戦目は日本大学。昨日の勢いのまま連勝したい気持ちがチーム全体に漂っていた。
主将安永の「まずはDFから!」その一言から、日大のスローオフで試合が開始した。
開始早々、相手のエースに得点を許してしまったが、主将安永のカットイン・3番アダムの豪快なシュートで一気に点差を引き離しにかかる。しかしなかなかDFの足並みが合わず、一進一退のシーソーゲームが繰り広げられる。流れを引き寄せる為に11番中村仁宣を投入する。自らの得点に続いて、9番岩崎・11番中村翼のサイドシュートがゴールを揺らし、中大ペースへと導いていく。セットオフェンスでは点を取りつつも、中大の持ち味であるDFから速攻の歯車が噛み合わず、結果13-12と点差を広げられずに前半を終える。
後半、点差を離したいが、相手エースに豪快なロングシュートを決められ同点にされてしまう。だが後半の中大は全く違った。3番アダムの高さを生かしたシュートブロックから速攻での主将安永の一打。徐々にDFから速攻という形ができ始めた。前半から得点を重ねている岩崎のシュートが後半でも絶好調。岩崎の体脂肪率は驚異の6.7%、そんな筋肉ダルマが的確なシュートを打ったらキーパーが止められるわけもないだろう。この試合5得点を叩き出し、厳しい場面に助けられていた。前半から好調なセットDFに加えて、アグレッシブなDFからの相手のミスを誘発し速攻に転じる中大らしさが出始め、一気に点差を8点まで広げる。後半25分には4年生西山仁がダメ出しのゴールを決め、チームの勢いは最高潮に。私とともに一般生として入り頑張ってきた選手が試合で活躍する姿を見ると、喜びが爆発してしまう。その後も控えにいた選手が実力を遺憾なく発揮し、中大の層の厚さを見せつけ、結果29-21と勝利した。
日大戦に勝利した最大の要因は、紛れもなく「修正力」である。前半の反省点であるDFと速攻、この二つを改善できたことだ。前半の速攻の点数が1点に対して後半は8点得点、セットOF成功率は前半40%に対して後半は30%、数値的に見ても確実である。このような修正力があるのは日頃の練習から、選手間で密にコミュニケーションをとってことに他ならないだろう。次回の対戦相手は順天堂大学。リーグ戦優勝に向かって、この勢いに乗って駆け抜けていきたい。
4年 アナリスト 内山敦尭
↑ 1年 伊禮雅太
対 日本大学の試合はご覧頂けましたでしょうか☺️?
やはり、この試合で最も印象深かったことは、誰かの活躍を自分のことのように喜び合う選手達の姿です!
仁がシュートを決めるとベンチ側だけでなく応援席からも拍手が沸き起こり、まさに “全員が全力で楽しむハンドボール” を体感致しました👏
また、1年生の雅太は大学リーグ初めての試合出場となりましたが、1年生とは思えないほど堂々とプレーしている姿が非常に頼もしかったです🔥
ベンチでも監督からいつ声がかかるかとワクワク試合を見つめる姿や思うように結果が残せなかったと試合後に一人悔しがる姿がありました。
こうした一人一人の熱い想いが重なるからこそ、全員が同じ歩幅で歩めるチームであり続けられるのだなと実感致しました😌
リーグ戦は残り三試合です!
これまでの努力が実りますよう、最後までチーム一丸となって走り抜けて参ります🎌
応援の程よろしくお願い致します🙇♀️
写真提供: 中大スポーツ新聞部
失礼致します。
風間紫緒