【12月4日(月)は演劇鑑賞】

 

12月4日(月)13:30~15:30 の『ヘレンケラー ~ひびきあうものたち』の演劇について。

この演劇は一般公開にしていますのでどなたでも観覧可能です。

観覧希望の方は直接会場(大栄体育館)に13:20までにお越しください。

 

以下が『東京演劇集団 風(かぜ)』のHPから抜粋したものです。

 

人と人との“波動”が求めあう出会い

 

幼少期の病がもとで視覚、聴覚、言語に障害を持つヘレン・ケラー。

そして彼女に「言葉」を発見させ、彼女の新しい世界を切り開いた家庭教師アニー・サリバン。

孤絶した暗闇の世界から解放されたヘレンは、アニーとの二人三脚によって大学へと進み、必死の猛勉強で博士号を受け、一生を通じて同じような苦しみを抱えた人々、弱者の支援に手を差し伸べ続けます。

このヘレン・ケラーとアニー・サリバンの物語は「奇跡」の物語として、世界中の人々に親しまれ、数多く上演も試みられています。

 

私たちはこのヘレン・ケラーの物語のサブタイトルを「ひびき合うものたち」として、1995年、松兼功の脚本で初演し、以後全国各地での上演を繰り返してきました。

 

作者 松兼功はこの物語を「飽くなき人間への好奇心と、愛情の交換の物語」として描いています。

それは2人の出会いが現実離れした「特別な奇跡」として片付けられるのではなく、「人と人との繋がりの可能性」の物語として描かれることを願ったからです。

作者自身も脳性麻痺という重度の障害を抱えています。


“大切なのはヘレンによって理解されたアニーがいて、アニーによって理解されたヘレンがいること”ヘレンとアニーが出会い、お互いに求めあい、苦悩して手に入れたもの。

それは「言葉」だけではなく、お互いがお互いを信じあきらめない心が触れ合った瞬間です。

 

人と人との出会いには必ず障害がある。現代はまさに、誰もがその難しさを抱える時代です。

それでもなお人は繋がり、ひびき合い、自分らしさを獲得していきます。


東京演劇集団風の『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』は、かけがえのない出会いを信じるための物語です。

 

僕自身、非常に楽しみにしています♪

 

校長