1年生とその保護者を対象に親子ピザを開催しました。

 

今回で9回目となる恒例の行事。

 

船上山少年自然の家の“出前活動”を利用させていただいています。

 

何か一緒のものを協力して作り上げることで、普段にないようなコミュニケーションが生まれます。

 

今回も各グループでそれが起こっていました。

 

入学して、まだ2ヶ月に満たない期間ですが、

 

当初と比べて、1年生同士自然にコミュニケーションをとれるようになってきています。

 

今日の1年生の現代の国語の時間で「想像力」についてこんな文章を読みました。

 

「いくら同じイメージを共有していても、他の人の経験やそのときの気持ちは、本当は見えていないのだ。

 

でも想像して“推し量る”ことで、僕たちは他の人の経験を分かち合い、ともに手をつなぐ場所を探すことができる。

だが、“全部分かってる”、“どうせ同じでしょ”と言って、お互いの心の中にある世界に想像を巡らさなくなると、

 

社会はつながる力を失い、分裂してしまう。

 

想像力には、他人を思いやることで、社会を成り立たせているという側面もあるわけだ。」

 

1年生はまずは自分のことに集中してほしい。

 

そして少しずつ自分に余裕が生まれてきたら、他人のことを想像して、思いやれる人になってほしい。

 

と願いながら接しています。

 

kaneda