ある旅人は言いました。
「私はキューバ全然楽しくなかったです。」
行く前にそんな話しを聞かされ、あまり乗り気がしないまま向かったキューバ。
しかしよくよく考えると…
社会主義で、
アメリカの資本が全く入ってなくて、
インターネットもなくて、
いにしえのクラシックカーが街を行き交っていて、
あの世界的なヒーロー、チェ・ゲバラを輩出した国。
そんな国が、
そんな唯一無二の国が、
おもんないわけないやないか!!!
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ひとまずいいね、ありがたき幸せ。
まだこれと言って、ハバナの有名観光地街へ行ったわけではないのにもかかわらず、もう既にその異様な雰囲気に魅了されてる僕。
正直街を走ってるクラシックカーを見ているだけでも楽しいのですが、
さらなるキューバの魅力を求め、
本日はハバナ随一の観光地、旧市街へと向かいました。
旧市街の入り口。
世界遺産にも認定されてるハバナの旧市街、
その街並みはと言いますと…
シ、シ、シブ過ぎる!!!
もうなんかシブすぎて、3歩に一回ぐらい止まっては、林家パー子並みに写真を撮ってしまう!!
パー子状態!!
必ずカプチーノの写真を撮るオシャレぶった女状態!!
花を見つけると必ず変なポーズで写真を撮る中国のおばはん状態!!
もう国旗なんて飾ってあったら必ず写真に収めてしまう。
しかしなぜその街とそこに住む人達は、こんなにも混じり合うんでしょうかね。
ここにもしカメラをぶら下げた僕達のような観光客が写ってたら、終わってますからね。
特にアジア人観光客だとその写真は完全に死にます。
GACKTでもダメです。
平井堅でもダメです。
ボビーオロゴンはギリオッケイです。
これって日本に観光に来てる外人もそうなんでしょうね。
もし白人が京都のお寺なんかに行った場合は、他の白人が写り込む写真は撮らないと思います。
多分…。
そしてシブいのは街並みだけではありません。
その街に所々隠れてるストリートアート作品もセンスが溢れております。
「お前がアートを語るな!」なんて意見には、耳にボスクラスの鼻くそを詰めて塞ぎます。
さらにビックリしたのがキューバ人のオシャレ度。
旧市街を歩いていると、
「ヘイ!チーノ!チーノ!」と声をかけられます。
僕達にとってもちろんチーノとは中国人の事を指しますが、ここキューバもそうですし、中南米、いやほぼ世界中の人にとって、日本も韓国も台湾も北朝鮮人も、全てひっくるめて“チーノ”なのです。
これは先進国以外のあまり教育が行き届いてない国の人にとっては必ずそう。
別に差別的な意味で言ってるわけではありません。(まぁたまに完全に差別的な意味で言って来るやつもいますが。)
中国がそれだけ大国と言うこと。
そしてそんな風に声をかけて来るキューバ人はなぜか、
むちゃぐちゃオシャレ。
アメリカ資本ないのにオシャレ。
もう僕が映り込むのが嫌になるぐらい。
まぁ元々スタイル抜群の黒人さんですが、どうやってそんなセンス身につけたか気になります。
もちろん女性もオシャレです。
女子高校生も、どこのモデルやねんと言った具合です。
スーパー女子高生です。
日本だったら確実に校則違反です。笑
しかしこの旧市街をどれだけ歩いても、やはりアメリカ資本の店は皆無ですね。
普通どこの国の観光地にも必ずと言って良いほどある、マクド、ケンタッキー、サブウェイ、がマジでない。
スタバも、アップルショップも、ナイキもない。
しかしキューバを舐めてもらっては困ります。
なんと、
PUMAがあるのです!!!
そうです、アメリカ資本のナイキはなくとも、ドイツ資本のPUMAはあるのです!!
なので多分アディダスもあります!!
キューバを舐めないでください。
そして、前回ぐらいからキューバにはインターネットが無いなんて書いてましたが、、、
舐めないでください。
一部でWi-Fiが飛んでます!!!
インターネットのほとんど普及してないキューバなんですが、街中に何ヶ所かだけ唯一wifiが飛んでいる公園があります。
専用のプリベイドカードを買えば、
wifi公園でのみネットを繋げる事が出来ます!!
確か1時間のカードで3CUCか4CUC(約343円~458円)
ただWi-Fiのみです。
僕達が日本で使ってるような、4Gなどの回線はないです。
もちろんSIMカードもないです。
なので、そんなWi-Fi公園にはどう考えても、国のお堅そうな人物もこぞって集います。
もう無我夢中です。笑
たまぁにバスの中などで携帯をいじってる人とかを見かけますが、ネットもないのに何をしているのかが謎です。笑
テトリスでもしてるんですかね。
あれはほんま謎です。
このおばちゃんの頭皮も謎です。
そしてこの日一番謎に感じたのが、
こんな盛りだくさんの内容のキューバを「面白くなかった」と言った旅人がマジで一番謎です。
この国を楽しまれへんかったら、一体どこが楽しいのでしょうか?
おそらくどうせヨーロッパのおしゃれなカフェでカプチーノ飲みたいだけのような奴でしょうな。
まぁ何を隠そう僕がヨーロッパにおるときは毎日のようにカプチーノ飲んでましたがね。
それでは最後は史上初の、クラシックカーに乗ってお別れです。
あ〜、キューバ楽しっ!!!!
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