キューバ到着直後、

 

 

 

当たり前のように現役バリバリで走っている、40年〜50年代のクラシックカーを目の当たりにし、

 

 

 

もうすでに他では味わえない、キューバならではの魅力に取り憑かれた僕。

 

 

 

しかし、クラシックカーなんてほんの序章に過ぎませんでした。

 

 

 

これからまだまだ怒涛のように襲いかかって来るのです。

 

 

 

キューバならではの、唯一無二の嵐がね!!

 

 

 

 

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やって来ましたキューバはハバナの空港から、バスを乗り継いで市内を目指します。

 

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空港から市内まではタクシーで向かうのが一般的のようですが、

 

 

相方軍師云く、ローカルバスを利用すると格安で行けるんだとか。

 

 

その行き方を書くのは死ぬほどめんどくさいので、知りたい方は相方軍師のブログをどうぞ。

 

 

旅するハサミ↓

 

ハバナの空港から市内まで十円で行く方法!

 

 

 

はい。

 

 

と言うことで、まさかのうまい棒一本分で市内に行けました。

 

 

日本ももう少し交通費を安くして欲しいもんですよね。

 

 

日本のタクシーは世界的に見ても狂ってますからね。

 

 

あの地獄の値段設定。

 

 

まぁ日本の愚痴はこの辺にしときまして、

 

 

 

 

そうしてまずやって来ましたのが、今回ハバナでお世話になる宿、

 

 

 

シオマラさんの家。

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デカマラじゃないですよ。

 

シオマラですよ。

 

 

 

キューバではホテルに泊まるとなかなかのお値段がするそうなんですが、こちらのシオマラさんのとこのような、Casa(家)だとかなりリーズナブルに宿泊できます。

 

 

いわゆる民泊ってやつですね。

 

 

ただ民泊といっても形式上だけで、別に言葉の通じない現地人と気を使いながら永遠愛想笑いで食卓を囲むなんてわけではなくて、普通の宿と一緒。

 

 

 

 

てなわけでさっそくチェックイン。

 

 

管理人っぽい男性に引き連れられ部屋へと到着。

 

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この部屋によほどの自信があるのか、僕達に部屋を見せた瞬間、

 

 

「どや!?」

 

 

みたいな表情を向ける彼。

 

 

「Oh!!Good!!」みたいな表情を返す僕達。(言えよ)

 

 

さらに、日本では完全に見かけない、むちゃぐちゃ古そうなエアコンのスイッチを入れながら、またもやドヤるその男性。

 

 

もちろん「Oh!!Good!!」みたいな表情を返す僕達。(だから言えよ)

 

 

最後まで自信たっぷりで「Enjoy!!」と部屋を去る男性。

 

 

ここはもちろん「Thank you!!」と言うような表情を返す僕達。(いやこの場合はホンマに声に出せよ。)

 

 

 

 

 

そうして荷物を置き、

 

 

少し横になろうとベッドに寝転んだ瞬間でした。

 

 

 

 

 

バターンッ!!!!!

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瞬殺でベッド崩壊!!!!

 

 

 

いやいやいやいや!!笑

 

 

あの自信なんやったん?!

 

 

あの、「この部屋においての確かな裏付けによる確固たる自信!!」みたいな表情なんやったん!?

 

 

むちゃぐちゃドヤってましたやん!!

 

 

瞬殺でベッド潰れましたやん!!

 

 

こんなもんドリフのコントやん。

 

 

爺さん婆さん揃って大爆笑のやつやん。

 

 

 

 

「いやいやベッド潰れたんですけど!!笑」

 

 

この日初めてその男性に対して口を開く僕達。

 

 

すると目からウロコのような表情で、そのベッドを見つめる彼。

 

 

しかし、その後自らの手でベッドを修理する彼の手際の良さから考えて、「こりゃもう何度も潰れとるな。」と、確かな裏付けによる確固たる自信を得ました。

 

 

 

 

やはりアメリカからの経済制裁によって、最近まで時が止まっていた国、キューバ。

 

 

ベッドもだいぶ年季が入っている様子。

 

 

しかし、古いのはベッドだけではございません。

 

 

もちろんその街並みも、至極当然クラシカル!!

 

 

 

 

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「なんやねんクラシカルって?」

 

 

「ただのオンボロやんけ!!」

 

 

なんて声も聞こえて来そうなんで言わせていただきます。

 

 

これらは全て、

 

 

 

味!!

 

 

 

長い歴史をかけて形作られた、うま味成分。

 

 

グルタミン酸。

 

 

そう、

 

 

味なんです!!

 

 

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まるで時代をタイムスリップしたかのような錯覚にすら陥ります!!

 

 

これ別に観光地化された旧市街とかでもなんでもないですからね。

 

 

宿の近所のむしろ現地人が住んでるエリアですから。

 

 

 

ニワトリが普通に町中を徘徊するあたりも、味!!

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もちろんそんな町を走っている車は、

 

 

 

クラシックカー!!

 

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見てくださいこのバンパーの表情。

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それはまるで、天空で深き眠りから目覚めた巨神兵をも彷彿とさせます。

 

 

 

 

こちらは観光客用にズラーっと並べられたクラシックカー。(金さえ支払えば乗ることもできます)

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しかしわざわざそんな観光客用に設置された場所に行かなくとも、普通に至る所の駐車場にクラシックカーが停っています。

 

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現地人の足も当然クラシックカー。

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(タクシー)

 

 

 

 

近場の移動なんかでは、リキシャーなんかも活躍しております。

 

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キューバの人ってやっぱり過去の歴史も色々あってアメリカとは仲が悪いっていうイメージだったんですが、

このリキシャのドライバー達は自分のマイリキシャにアメリカの国旗を貼っている人も結構多くて、

キューバ人の中にもアメリカとの国交回復を喜んでいる人が沢山いるのかなと感じました。



お土産屋さんにも、ブラックジョークみたいな感じで、キューバとアメリカの国旗がクロスしたキーホルダーとかマグネットも沢山売られていました。←写真撮るの忘れました。

 

 

 


いや、何があったん!?

 

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これはコケたのか?

 

 

はたまたこのスタイルで停車が義務付けられているのか?

 

 

おそらく前者でしょうが、

 

 

とりあえず起こそ!!笑

 

 

 

 

さらに、馬車も立派な市民の足!!

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まぁ馬車に関しては、その利用客のほとんどが観光客だと思われますが、荷物の運搬などは未だに馬車が使われています。(後に行った町ではリアルに市民の足でした。)

 

 

 

 

まだまだクラシカルの波は続きます。

 

 

今の時代の大人の嗜好品といえば、タバコですよね??

 

 

しかしキューバは違います。

 

 

もちろんタバコも吸いますが。

 

 

キューバ人は、

 

 

 

葉巻をたしなみます!!!

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葉巻は数じゃなくて嗜む。

 

 

チェ・ゲバラも大の葉巻好きで有名ですよね。

 

 

 

て言うか、渋すぎるでしょこのお婆ちゃん。

もう、うま味成分、いやシブみ成分が何層にも重なっております。

 

完全に絵になる。

 

 

 

 

なので、そんな未だに葉巻を好むキューバの路上には、

 

 

 

葉巻のポイ捨てがあります。笑

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ウンコじゃないですよ。

 

葉巻ですよこれ。

 

 

 

 

 

てなわけで、何もかもが古い、いやクラシカルなキューバ。

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今やアメリカとの国交が回復して急激に発展しつつあるキューバ。

 

 

しかし、未だにインターネットもありません。

 

 

もちろんWi-Fiも。(公園のみお金を払えば使用可能)

 

 

なので、現地人のやり取りは当然電話か手紙とか。

 

 

宿検索サイトbooking.comにキューバの宿は乗ってません。

 

 

グーグルマップのGPSもまるで反応しません。

 

 

マクドナルドもバーガーキングもスタバもありません。

 

 

ナイキもコカコーラもMacもありません。

 

 

新しいものは何一つありません。

 

 

あの瞬殺で壊れたベッドのように、

 

 

車も、家も、ビルも、全てが古くて、その古い物を修理しつつ現在でも使ってます。

 

 

使ってるといいますか、使わざるを得ないのかもしれません。

 

 

不便です。

 

 

現代人の僕達からしたらかなり不便な国です。

 

 

しかし、それらは今の日本人達が見習わなければいけない部分でもあるんじゃないでしょうか?

 

 

物で溢れる現代の日本。

 

 

何か物が壊れたらすぐに買い換えます。

 

 

新しいスマホが出たらすぐに新機種に買い換えます。

 

 

もちろん僕もそう。

 

 

でもキューバを見ていてすごく感じたのが、

 

 

「古いものを大切に使う格好良さ。」

 

 

もちろんキューバにも新しい車は走ってます。

 

 

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日本車。

 

 

今の車なんてすごく便利やと思います。

 

 

絶対的に便利。

 

 

でもそこに格好良さはあまり感じられません。

 

 

圧倒的にクラシックカーの方に美徳を感じます。

 

 

壊れても壊れても修理して大切に使われてきた、クラシックカーの方に。

 

 

なので僕も日本に帰ったら使えるものは壊れるまで、いや壊れても修理可能ならば修理して使っていこうと思います。

 

 

と、

 

 

そんなような事を、あの瞬殺で壊れたベッドを手際よく修理する彼を見て感じた日でありました。

 

 

 

 

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