一週間もの長期滞在の末、
ようやく見る事ができたアリバダ(ヒメウミガメの一斉産卵)
もうコスタリカに思い残す事はないと、
装いも新たに次なる国、
ニカラグアへ向け出発です。
ランキングに参加してます。
ひとまずいいね、ありがたき幸せ。
今回の移動はこんな感じ。
行きしな同様、長距離バスなどが無い為、ローカルバスを何度も乗り継いで、コスタリカの国境(ペニャスブランカス)を経て、最終目的地、ニカラグアはグラナダという場所に向かうと言う、ご覧の通りのクソダルイ移動なんですが、この移動の直前この方からこんな注意が促されます。
ちびっこ軍師
治安が悪い悪いと言われる中米じゃが、これまでのパナマ、コスタリカはそうでもない印象じゃった。
しかしこれから向かうニカラグア、ホンジュラス、エルサルバドル等の国は、
犯罪発生率、殺人率共に、
火の粉散らす昇り竜の如く上昇するらしいのじゃ!!!!
特に中米の国々の首都は危険と言われるが故、
そなたのような玉無しの腰抜け鼠を擁するワシらは、もちろん危険と言われる首都は避け、ニカラグアの中でも比較的安全で観光地化されていると言い伝わる、
グラナダとレオンのみ行きたいと思うのじゃ。
と言うことでじゃ、まずはグラナダへ向け、ふんどしを締め直してかかるのじゃ!!!
だそうです。
要するに、これより先は治安が悪くなるので、気を引き締めなさいと。
ちなみに普段も相方軍師はこんなしゃべり方です。
飛行機離陸の際は、
「いざ尋常に勝負じゃ!!」と言い、
着陸した際には、
「これにて一件落着!!」と言います。
おそらく、着陸と落着を掛けてるんだと思います。
それでは移動。
例の如くオスティオナルのバスは早い。
ようやく日が登ろうとする早朝5時にバス停へ。
まだアリバダは続いているみたいで、これからツアーに出かけようとするたくさんの見物客を尻目に移動します。
移動のことばかり書いてても仕方が無いので多少割愛しまして、
やって来ました国境の町、ペニャスブランカス。
恐ろしくて、あまり写真を撮れなかったのですが、バスから見るペニャスブランカスの町は、オスティオナルのような平和な町と打って変わって、かなり治安が悪そうに見えました。
と言うのも、道路沿いに立ってる家々のほとんどが見るも無惨にボロボロで、テントで生活している人達も多く見られ、明らかにスラム感が漂っておりました。
人種も、これまでコスタリカで見てきた白人種だけじゃなく、ほとんどの住人が黒人だったと思います。
おそらく、過去にヨーロッパの国々によって連れてこられた、黒人奴隷の方の子孫だと思われます。
そんなコスタリカの闇の部分を一瞬だけ垣間見て、国境へと到着。
コスタリカ側の国境
さっそく出国手続きをしようとイミグレーションへと向かって歩いていますと、「この辺を仕切っているのは私だ!」と言わんばかりの、謎のバッチを付けたおばちゃんに声をかけられる。
おばちゃん「イミグレーションに向かう前に、まずはこっちで出国税を払わなければならない。」
そう言って、謎のオフィスに連れて行かれ、そこで出国税8ドルを払わされたのですが、
いざその後、イミグレに行ってみると、自動券売機みたいなのが設置されてあり、そこで7ドルで出国税を支払うことができる様子。
てなわけで、まんまと謎のバッチを付けたおばちゃんに騙され、1ドル分だけ余計に支払い無事出国。。。
その1ドルはおそらくおばちゃんのポケットにしっかりと入れられた事でしょう。
まぁ1ドルぐらい別にええんやけどさ、その国を出る時ぐらい気持ちよく出国させてよ。
続いても歩いてニカラグア側のイミグレへと向かいます。
「おーい!イミグレまで乗せてやるぞー!!」
いらん。
俺の顔見てみー、苦労しとる顔しとるやろ。
金持ちヨーロピアンにでも声かけてくれ。
いや、どこにハンモック設置して寝てんねん!!!!笑
トラックの下って!!!笑
日陰で涼しいんか知らんけど、100%ガソリンくさいやろ!!!
そのガソリンの匂いが逆にええのん?
ならそれでいいけど、体壊すよ!!!
と、親が子を思いやる眼差しでそこを通り過ぎ、すぐに到着。
ニカラグア側のイミグレ。
このイミグレに入る前に、ちょっとした荷物チェックと、パスポートチェックをされたのですが、そこで僕をイラつかせるちょっとした珍事が。
それは、僕は使用期間5年の青色のパスポートで、相方は10年の赤色のパスポートを持っており、それぞれ色が違うのですが、
係員「なぜ、あなた達は同じ国なのにパスポートの色が違うのですか?」と。
え?
いや、なんで色が違うって、そりゃ使用期限の違いでですね…
と、英語で説明するも、理解してもらえず。
係員「ちょっと詳しい人に話を聞いてくる。」と、偉いさんらしき人の元へ相談しに行きます。
他の国の人は5年パスポートとか、10年とかないのですかね?
これホンマごく稀に聞かれるのですが…。
そうして、クソ暑い中10分ぐらい待たされ、ようやく僕の元へ帰って来たは良いのですが、今度はなぜか僕のパスポートの中のブラジルビザをやたらとチェックし始める始末。
いやいや、それは何も関係ないよ!!
それはただのブラジルに行った時のビザで、このページが僕のパスポートやから!!
と、何度も説明するも、なぜかやたらとブラジルビザに注目し、またもや上司に聞きに行くアホ係員。
なんなんでしょうかね?
仕事できなさ過ぎと言いますか。
アホすぎるでしょ。
もうちょい話のわかる奴を立たせて欲しいもんです。
おかげで、イミグレに入るまでに30分ぐらいかかりました。
そしてようやくイミグレの中で入国審査。
正規の係員の人にパスポートを渡すと…
またもやブラジルビザを見始めてる!!!
いやいやいやいや!!だからよー!!それちゃうって!!!なんでブラジルビザ見るん!!!どいつもこいつも何をやってんのさっきから!!!
それはブラジルビザやで!と注意すると、今度の奴は話しがわかったのか、直ぐに間違えに気づき、パスポートにスタンプ。
と言うか、この正規の入国審査官のパスポートチェックはもちろんわかるけど、さっきの外のアホ係員のチェックは必要あったんか!?
とかなり苛立ちながら、やっとこさニカラグア入国。
そしてここからまたさらにバスに乗り、グラナダへと目指すわけなんですが、
こっからの移動はこれに乗らないといけないみたい。
チキンバス!!
チキンバスとは、アメリカから流れてきた古くなったスクールバスを有効利用し、ローカルバスとして中米各国で走っている市民の足的な感じなんだそうですが、、、
情報によりますと、
狭い。
イスが硬い。
揺れる。
混んでる。
たまにスリや強盗出現する。
だの、安さ以外は安定の悪名を誇ります。
そんな悪名高きチキンバスに、僕たちのような、ジャパニーズチキン野郎が乗れるんでしょうかね??
まぁ、これしか移動の方法がないので仕方がありません。
てことで、止む無く乗車。
噂通りの感じ。
僕たちが持ってるような大きな荷物は天井にある棚には乗らないので、一席まるまる潰して荷物を置かせてもらったのですが…
そこはしっかりと、3人分の料金を支払わされましたよ。
まぁ、これにおいては納得なんですがね。
そこから2代のチキンバスに揺られ揺さぶられ揺さぶり続ける事数時間。
ようやく、ようやく、到着しました。
グラナダ!!!
うーん。
久しぶりに地球はでかいゴミ箱なのだ!と言わんばかりの、ゴミが散乱している町。
そんなグラナダの町において、あんな悲劇が起こる事になろうとはこの時は露ほども知らず、呑気にタバコをふかす僕…。
て事で本日はここまで。
ご既読ありがとうございました〜。
ただいまランキングに参加しております。
応援の、いいね!!よろしくお願いします。
↑こちらのバナーを1日一回クリックしていただきますと、ポイントが入ります〜。
現在9位。