僕達がコスタリカにやってきた一番の理由、
それは…
全てはアリバダ(ヒメウミガメの一斉産卵)を見る為に他なりません!!
(ネットから拝借)
と言うことで、そんな目標を達成すべく、
世界最大規模のアリバダ発生現場、
オスティナルへと向かいます。
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ひとまずいいね!ありがたき幸せ。
モンテベルデから移動。
残念ながらナマケモノを見る事は叶いませんでしたが、モンテベルデで見たかった、①様々なカエル達、②幻の鳥ケツァール、③ナマケモノの内、二つはコンプリートできたので御の字だと思います。
もうちょい粘って、お金を注ぎ込んでいたら見れたのかもしれませんが、この時はもう既に、アリバダが見られると言われている、下弦の月の二日前だったので、1日でも早くオスティオナルに到着しときたいと言う事で、わずかばかりの名残惜しさを残しての移動となったわけなんですが…
今回の移動が史上稀に見る地獄の移動!!
これ見てもらったら僕の気持ち察してもらえると思いますが、コスタリカは森林地帯が多く、距離的には150㎞ぐらいとそう遠くもないのですが、その道の悪さから、長距離バスがなく、チキンバスと呼ばれる、いわゆるローカルバスを何度も乗り継いで移動しなければならないのです。
これから始まる恐怖の大移動に、恐れおののく僕の図。
夢も希望もない絶望感を体全体で表現し、
晴れる事のない灰色の心を、服装で示しております。
ドーハの悲劇のラモスの如くね。
そんな恐怖に打ちひしがれている僕の前に、本日一発目のチキンバスがやって来ました。
僕の中でチキンバスというのはこんなイメージだったのですが、
いざ到着したバスを見てみると、
なんとも可愛らしい。
トーマスやん!トーマスって書いてるやん!!自動車トーマスやんか!!
やぁ!トーマス!!エドワードとヘンリーは元気かい!?
うぬぼれ屋のジェームスはまだうぬぼれてるのかい!?
いたずら好きのパーシーは…
僕は一体何を言ってるんでしょうか。
てなわけで、以外と普通のローカルバスでございました。
乗り心地も全然よかったですし、
運転手は毎日この道を走ってるからなのか、乗ってくる現地の乗客と仲良さげに話したり、すれ違う町の人々にクラクションを鳴らし、手を振ったり、まさに機関車トーマスのようなホッコリとした世界を楽しめました。
景色ももちろん良かったですしね。
その後も順調に各経由地でバスを乗り継ぐ事数時間。
最後の経由地である、サンタクルスという町へとやってきたのですが、ここにきてトラブルが発生します。
それは、サンタクルスに到着したバスを降りたすぐの事でした、
相方「あれ?チュン食料の入った鞄どうしたん!?」
僕「え!?ないの!?俺今その鞄持ってないの!?」
相方「持ってないの?って、それこっちが聞いてんねん!!持ってないの!?」
そうなんです。
僕は普段、バックパック、リュックサックと別に、調味料などを入れている鞄を持ち歩いていたのですが、その鞄をどうやらさっき乗ってきたばかりのバスに置き忘れてきたのです。
しかし気づいた時にはもう時既に遅し。
そのバスは、違う場所へと去ってしまってました。
過去こういった失態をこれまでに何度も晒してきた僕の負の経験上、一度失ったもが戻ってきた試しがほぼないので、今回も全く英語の通じない田舎町という事もあいまって、残念ながら諦めたのですが、何が悔やまれるって、
その鞄の中には、この数ヶ月前にペルーまで僕と相方の母親達が持ってきてくれた、インスタント味噌汁だの、シチューのルーだのが一部含まれていたって事です!!!
あられおかきを1日何粒食べるかを2時間の一人ミーティングの末決め、味噌汁を飲むタイミング、シチューを作るタイミング、全てを計画的に考えてたのに!!
悔しすぎる!!!!
この世に神も仏もあるもんか!!!
地獄!!
俺が生きてる世界は地獄なんや!!!
神よ!!もし存在するならば俺のあられおかきを返上せよっ!!!
貢ぎ物として俺の体の一部を献上する!!
俺のキンタマのタマ毛を献上するから!!!
頼むわ!!
・・・・・・・・・。
とにかく、せっかく日本から母親達が持ってきてくれたのに…。
相方に変わって、僕から母親達に、数ヶ月遅れの謝罪をしたいと思います。
すいませんでした。
と、この有に一ヶ月は立ち直れそうにない大事件が勃発し、もう身も心もズタズタ。
そんな時でした。
そんな、ボクサーだったらもう完全にガードが下がり、立ってるのがやっとの瀕死の状態の時でした。
最終目的地オスティオナルへと向かうバス停へとフラフラになりながらやっとこさ歩いて、バス停の券売所へ、
相方「オスティオナルまで行きたいのですが。」
バス停の券売所「今日はもうオスティオナルに向かうバスは無いよ。」
相方「え!?いや時刻表にはまだ次のバスがあるってなってますけど。」
バス停券売所「実は今日はコスタリカで一年に一回ある大事な祝日なんだ。だから今日はもう運行しないんだ。残念だけど。」
KO!!!!!
ガードが下がり瀕死状態の僕達にまさかの顔面ストレート!!!
な、な、な、なんちゅう不運!!!!
一年に一回の日がよくもまぁ見事に当たりますこと!!!
どないなっとんねん、俺ら!!
どっかで厄病神でも連れてきたんとちゃうか!?
払い給え清め給え〜!!!!!
そんな負の連鎖によって、モンテベルデからオスティオナルまで一日で移動してしまおうという計画は、
ここで破綻!!!
運に完全に見放された僕達は、仕方がなく、サンタクルスという相方ですらよくわからない町で一泊することに。
先ほど見えない敵による、見事な顔面ストレートをお見舞いされ、完全にノックアウトされた僕達。
もちろん観光なんてする気力も無く、適当な安宿に泊まって安らかに眠りにつこうと思ってたのですが、そうはイカのチンチンと、さらに見えない敵が…
と言うのが、その日がお祭りだったのか、どこの宿もいっぱいで、空いてる宿が数件しか無く、そのお値段を聞くと、
ツイン1泊20000コロン(約3900円)....
もう完全にノックアウトされてタオルも投げ入れられ、ゴングも鳴り終わってるにもかかわらず、まだ殴ってきますからね。
この見えない敵。
と言うことで、中南米ではなかなか高い安宿に一泊だけして、翌朝すぐに移動。
前日に言われていた通り、本日は通常運行に戻ったらしく、オスティオナル行きのバスが来ました。
そんな感じでバスを5回も乗り継ぎ、
数々の試練を乗り越えて、
ようやく、
ようやく到着しました。
オスティオナル!!!!
果たして、本当にこの海に何万頭ものウミガメがやってくるのか!?
乞うご期待です!!!
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