この時宿泊していたメデジンの宿には、毎日のようにいろんな現地のコロンビア人が遊びにやって来ていたのですが、
その中でも時に仲良くなったコロンビア人男性がいました。
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ひとまずいいね!ありがたき幸せ。
彼の名前は
ホワン
(僕のカップの持ち方が死ぬほど気持ち悪いのはこの際気にしないでください)
彼は現在メデジンで音楽の先生をしており、趣味として日本の空手を習ってます。
日本語も少し勉強中だそうですが、学生の頃アメリカに留学していたらしく、英語が堪能で彼との会話はもっぱらで英語行います。
彼と仲良くなったきっかけは、ひょんな事から。
ホワン「今空手を習ってるんだが、わからない日本語があって、教えてくれるかい?」
もちろん、もちろん!日本語についてだけはプロフェッショナルやからね。
ホワン「じゃあ例えばコレはどういう意味なの?→“裏打ち”」
え!?う、うらうち…。うーん、た、たぶん拳の裏でこうするんちゃうかな?こういう感じ?
ホワン「じゃあコレは?→“掌底打ち”」
は!?しょ、しょうていうち…?あー、た、たぶん掌の底の方で打つんじゃないかな?こんなかんじで?
ホワン「じゃあコレは?→“鶏頭受け”」
何々!?と、とりあたま?とりず?とりずうけ?え?わからん。ごめん。ちょっとわからんわ。」
ホワン「じゃあコレは?→“右45度前屈立ち、両手引き込み”」
いやわかるかいな!!笑
てな感じで、普段は外人さんに対してかなりシャイな我々なんですが、すぐに打ち解ける事ができました。
以前のボゴタの宿でもそうでしたが、日本に対して少しでも興味を持ってくれてる外人さんとは、言葉の壁があっても結構仲良くできるもんだなぁと。
なので、日本に観光に来てる外人さんなんかと仲良くなるのは案外簡単な事なのかもしれません。
さぁ、そんなこんなで、空手については納得の回答をしてあげる事はできませんでしたが、自然と仲良くなった僕達は、翌日もまた会う事に。
この日はなんとメデジンの街をホワンが案内してくれるそうです。
今までいろんな街のセントロ(街の中心)を観光してきましたが、メデジンのセントロはかなり治安が悪いと宿のオーナーさんが言っていたので、近づけませんでしたが、ホワンさんが一緒ならと、Goサインがおりまして、行ってまいりました。
ただ、この時バスの中からセントロの様子を撮影したのですが、危険なのでやめた方がいいと、忠告を受けました。
いろいろ撮影したいポイントは山ほどあったんですけどね…。
そんな万が一の時のための気配りまでちゃんとしてくれる、ホワンに連れられ、まずやってきたお店がこちら!!
ホワンお薦めのエンパナーダ(南米のパイ)のお店!!
こちらのお店、2回建ての建物内にお客さんがギッシリとひしめき合う人気店!!
テーブルには座れなかったので、空いていたカウンターへと腰掛けまして、ホワンお薦めのアルゼンチンエンパナーダを注文。
だいぶとハードルが上がる中、気になるそのお味は?
一番うまい!!!
間違いなく今まで南米で食べてきたエンパナーダの中で一番うまい!!!
熱々サクサクの生地の中に肉汁たっぷりの挽肉!!
出会った!!
ようやく出会ってしまった!!
大阪では551の豚まんがある時は大笑いですが、ここメデジンではVersallesのエンパナーダがある時は満点大笑いでございます。
美味しすぎて3つぐらいペロッと食べてしまいましたからね。
さすが、現地人がお薦めするお店に間違いなしです!!
その後はホワンさんが以前勤めていた楽器屋さんや、友達のお店などに連れて行ってもらい、しばし休憩。
こんな雰囲気の良いカフェでお茶をしておりますと、
奥さんのスザーナさんも合流!!!
むちゃぐちゃべっぴんさんやんけ!!
さらにオシドリやし。
フワン同様に腕にタトゥーの入った奥さんですが、こう見えても彼女はなんと、
お医者様だそうです!!
日本じゃ考えられないですよね。
医者がタトゥーなんて。
おそらく海外じゃ普通の事だと思いますが。
さらに店を移動し、晩飯までご一緒する事に。
そして最後は、しっかりと宿まで送ってくれる周到ぶり。
1日観光案内してくて疲れてるやろうに、ホンマ申し訳ないと思いながら、手を振ってお別れします。
この日1日だけでもむっちゃ楽しかったのに、この後フワンからメールが届きまして、
明日良かったら家に晩御飯を食べに来ない?
いくいく!!もちろん行くよ!!なんてありがたいんや。
そして翌日、二人の愛の巣に行ってみると…
ありゃ!?
ニヒー!!!!!!笑
可愛いすぎるこの子はまさか!?
そう、お二人の長男、
ミゲル君!!
いや〜、ちょっとこれはルール違反。
可愛すぎやしませんか?
0歳11ヶ月
そんな最強の天使に癒されながら、いよいよ本日の夕食。
スザーナさんの手料理です!!
コレまたうまい!!!
普段人の家のご飯て、緊張とかで中々喉を通らなかったりする僕。
ましてや外人さんのお家、どうなる事かと思ってましたが、味付けもちょうどで、とても美味しかったです!!
何と言っても奥さんの愛情がたっぷりと込められてたのが、わかりましたよ。
しかし奥さん美人で、料理上手くて、子供可愛くて、
この幸せ者!!
と、かなりホワンの事を羨みながら食事をしてますと、
ホワン「良かったら今日は泊まっていってよ。」
そりゃ幸せが訪れるはず!!
なんたってあんた自身がいい奴だからね!!
いや〜しかし、ボゴタのステファニーと言い、このお二人と言い、マジで僕達が知り合ったコロンビア人はいい人ばっかり!!
南米から遠く離れた異国の国に住んでるこんな、どこの馬の骨かもわからない日本人に、なんでこんなにも優しくしてくれるんやろうか?
逆の立場やったらできるんかな?
なんて事を考えながら、お言葉にしっかりと甘える事に。
食事を済ませた後は、ホワン、相方の3人で近所のバーに飲みに行く事に。
そこでビールを飲みながら店内から流れるロックな曲を口ずさむホワンの姿が、すごく楽しげで、妙に愛らしく感じたのと同時に、もし彼らが日本に来た時は、絶対に時間をとっていろいろ案内してあげたいと思ったのであります。
翌朝
うん、こいつやな。
間違いない。
昨日、寝てたら俺の布団の上に乗ってきて、なんやと思って飛び起きたら、ザザザザザザッーー!!!と逃げていくを何度も繰り返して、我の眠りを妨げた犯人は、
お前か!!!!
お前と、多分もう一匹おったけど、そいつはどんな奴やったんやまったく。
てか、俺らも眠られへんかったけど、お前らも、寝られへんかったやろうに。
ほんま猫だけはようわからんで。
というわけで、いよいよこの二日間たっぷりお世話になった、ホワン、スザーナさん、ミゲル君とお別れです。
ホワン「ここに、いつでも君たちが戻って来れる家がある事を忘れないで。」
忘れるかいな。
絶対に忘れへんよ。
美味しかったエンパナーダの味も、スザーナの手料理の味も、バーで流れてた曲も、ミゲル君の笑顔も、二日間お世話になった感謝の気持ちも、
絶対に忘れへん。
ほんまありがとう!!!
次は、日本の俺らの家に遊びに来てください!!!
とにかく絶対にまた会おう!!!
以上チュンちゃんウルルン滞在記でした。
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