デブ＝ブス？？如何に先入観を覆せるかが重要なんだ。

昨日パンツにうんこついてたチュンちゃんです。

どうもです。

急なんですが

ここで皆さんに質問です。

これ一体何かわかりますかね？

そうです

正解は

かりんとうです。

どうでした？

イージーでしたか？

しかしどうでしょうか？

一瞬あのかりんとうが「うんこ」に見えた方おられたんじゃないでしょうか？

それはもちろん見た目が似てるというのもそうだと思いますが、多分僕が最初に「昨日パンツにうんこついてた」と書いていたからと言うのもあるんじゃないでしょうか？

そうです、先入観です。

本日はそんな先入観についてのお話。

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芸術家は理由など知らずにある形にひきつけられる。理屈を付けて正当化するのは後からすることだ。

【フェルナンド・ボテロ】

コロンビアはメデジン出身・現在も現役の芸術家。

本日は彼の作品の多くが飾られいる、ボゴタの有名な美術館に行ってまいりました。

その名も

Museo Botero

中に入ってみますと

うん！！

こんなこと言ったら何ですが、こじんまりとしてて良い感じ。

過去、ルーブル美術館やらいろいろ行きましたが、なんせ広すぎて、絵に感動するってよりも、ただただ疲れますからね。アレ。

なので、このぐらいこじんまりしたのがちょうどなんです。

それでは早速見ていきましょう！！

おぉ！！これは！！

ピカソやん！！

そうなんです、もちろんボテロ以外の作品も飾られてあるんですが、なんとピカソもあるなんて、びっくりしましたね。

うん。

やはりピカソの絵はいつ見てもいいですよね。

個性的な構図、独特の人物描写、目の覚めるような色使い、いつの時代も見る人を飽きさせない作品の数々…

はい？

うざいですか？

そうですか。

謝りませんよ。

絶対にね！！

おおぉ！！そしてこれはまたしても僕の愛する作家

ダリ！！

はぁ〜。

もうため息が出るぐらいやっぱり、ダリの作品は良い。

パンですよ。女性の頭の上にフランスパン。

その上には謎の紳士が二人。

そして、首にはとうもろこしのネックレス。

もう終始うっとりですよね。

これだけは。

僕にダリのような才能があればとっくにお笑いで売れてるんでしょうか？

神様僕に世間をひっくり返せるような圧倒的な才能を〜！！！

お次はこの美術館で僕が気に入った作品。

誰の作品かは知りませんが、構図、色使い、絵の具の塗り方、かっこいいですよね。

いや〜しかし、久しぶりに美術館に来ましたが、良いもんですねー。

こんな風に、自分の知らない人の作品を好きになるきっかけになるのも良いですしね。

やっぱでもこの美術館の何が良いてやっぱその狭さ。

ちょうど良い塩梅。

あと、宗教画もそんなにないのが良かったですよね。

あれ程知識がなかったらつまらんもんもないですからね。

日本人なんか特にキリスト教についてなんてほとんどの人が知らないですからね。

僕を始めね。

てことで、ようやく本日の主役。

フェルナンド・ボテロの作品がこちら！！

ドテーン！！！

バイーン！！！

ボッテーン！！！！

はい。

そうなんです！！

なんとこのフェルナンド・ボテロ、

描く作品の全ての対象物が、なぜか

太っているのです！！！

そして太っているのは、女性だけではございません。

男性も

子供も赤ちゃんも犬も

馬も

フルーツも

ギターも

ギターを持ったガイコツも

キリストに至るまで

みーんな太ってる！！！

デブ！！デブ！！デブ！！

デブの祭典！！！

かの有名なモザリザだって、

ボテロの手に掛かれば、

この有様！！

ぽんよよよ〜ん！！！

これ有名ですよね。

僕ですら何度も見た事ありましたからね。

ただボテロの作品とは知らなんだですけどね。

本物のモナリザ見た時よりもテンション上がりましたよ。

正直。

今頃天国のダヴィンチからは、微笑みが失われてる事でしょうね。

さて、そんなボテロ作品なんですが、一つ気になった事が。

それは、この太ってる女性達の全てに共通する事なんですが、

なぜか全員貧乳。

全員太ってるのになぜか全員貧乳。

そして、男性は

なぜか全員極小ちんこ。

さらに赤ちゃんは

なぜか全員オッサンみたいな顔してる。

ここまでで一つ言える事は、ボテロは間違いなく変態であるという事。

特に太っているのに貧乳っていう部分には、ボテロの潜在的な変態性を感じずにはいられませんよね。

さて、そんなボテロの絵なんですが、いろんな作品を見ていくうちに、目が慣れてくるのか、最初と見方が変わってくるのです。

最初は単純に太ってるなあ〜笑

だけなんですが、徐々に、

「あっ！この女の人の表情すごい柔らかくて可愛い。」とか、「この人の照れてる感じがすごく良い」とか、「あっ！この女の人のつけてるアクセサリー可愛い。」とか。

要は最初すごく気にしていた「太っている」が、徐々に見慣れてきて、そう気にならないものとなり、そのうちに「太っている」が「正常な体型」に思えてきだし、その人物それぞれの美しさやそうじゃない部分や、あらゆる違いに目が行くようになってきて、最終的に「太ってる」が全く気にならないと言いますか、むしろ愛おしいもののように思えてきたのです。

てことで、話を最初の「かりんとう」に戻したいと思うのですが、

要は僕達はそもそもいろんな先入観や、偏見、固定概念に縛られすぎてるんじゃないかということ。

今現在綺麗とか美しいだの言われてる人がいますよね。

例えばこんな人。