『辻ちゃんのブログ読んだら、自分の情けなさに気づいたよ!よって、とりあえず今日から一ヶ月間休まずに一日一回は必ず、いや、調子のいい時は、一日2回ぐらいは更新しちゃいますキャンペーン』
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19日目!!
本日は、
プエルトイグアスから移動!!
思い起こせば、ブエノスアイレスから旅再スタートし、何度となく出たり入ったりを繰り返したアルゼンチン。(多分5回ぐらい)
そんなアルゼンチンとも、今回で本当にお別れです。
アディオス!!マラドーナの国!!
そして、こみ上げる涙を必死で抑えての、気になる今回の移動はと言いますと、
こんな感じ
プエルトイグアスからもう一度シウダーデルエステまで戻り、またもやパラグアイに入国し、向かうその先は、
イグアス日本人移住地!!
パラグアイにはその昔、日本から移住してきた人達がたくさんいて、いくつかの日本人居住地があるみたいで、そのうちの一つに数えられるのがこのイグアス移住地。
噂によると、この移住地には過去数多の日本人バックパッカーが居心地が良いと太鼓判を押す日本人宿。そして、そのあまりの美味しさにほとんどのバックパッカー達が舌鼓打ち皿まで舐めたと言われる日本食レストランがあるらしい。
いやいや、せっかく海外に居てるんやからそんな日本人宿とか日本食とかええんちゃうの??なんてことは微塵も思わず、何臆することなく意気揚々と胸すら張って行ってきましたよ。
アイラブJAPAN!!
アイニージュー!!アイハフトゥー!!アイウォンチュージャパニーズフード!!!!
まずは移動のバス。
プエルトイグアスからシウダーデルエステまで行き、国境を越え、イグアス移住地に向かうバスに乗ったんですが、そのバスがこちら
外観だけでもそのボロさは十分伝わると思いますが、はたして車内は??
ほぼほぼの窓ガラスは割れてるわ、椅子は壊れてるは、おそらくガソリン入ってたんであろうタンクはその蓋を失い座席の下に放置されてるは、運転手のおっさんデブやのにレイバンのサングラス掛けてるは、もう無茶苦茶。
インドやバングラ以来ですかね、こんなオンボロバスに乗ったん。
ちょっと乗客のために修理しようとかって感覚はまるで皆無のようです。
もちろんクーラーなんてもんはあるはずもなく、汗びっしょりかきながらもようやく到着しました!!
イグアス日本人移住区!!
そして数日間お世話になる、日本人バックパッカー達に不動の人気を誇る宿がこちら!!
ペンション園田!!
門の前まで行くと、
秋田犬がお出迎え!!!
そしてこんな可愛らしい子ども達も!!
チェックインをすませると、宿の方に「アボカドを一緒に採りに行きませんか?」と。
園田さんの敷地内から少し離れた場所まで行くと、
無茶苦茶アボカト落ちてる!!!笑
そして、大量のアボカトをゲット!!
いつも食べてるアボカドと違って、見たことないまん丸の形をしていましたが、めちゃぐちゃ美味しかったです。
そして、その日の晩御飯はと言いますと、
きつねうどん!!!
かき揚げざるうどん!!!
近所のうどんやさんで、完全手打ちの本格うどん!!!
っていうか、
ここ、
外国とかじゃなくて、
完全に日本や~!!!!
なんて良いとこなんですかここは!!!
あかん、テンション上がる!!
ずっとおりたい!!
ここずっとおりたい!!
サイコーやー!!!!
と、幸せな気持ちでいっぱいになったそんな時でした、
宿の、パブリックスペースでこの束の間の幸せのひと時を噛み締めていると、
「こんばんわ~」
年齢は28ぐらいでしょうか??スポ刈りがただただ伸びた感じの髪型で、猫背、度のきつそうなメガネをかけ、どこに落ちてたんや?っていうような汚いナップサックを背負って、緑色の「自由人」と漢字で描かれたクソダサいしおもんないTシャツを着た一人の日本人バックパッカーに声をかけられる。
見た目のキモさはそれはもう完全に明らかなんですが、人を見た目で判断してはいけないと昔学校の先生に教えられたような気がするので、そこはこちらも丁寧に挨拶をし、いつものように「どっから来たんですか?」「世界一周ですか?」「ルートはどんなんですか?」など当たり障りのない会話をしました。
すると、
旅人「ちなみに、チリのサンティアゴにいてた時の宿の値段はいくらでした??」
僕「なんぼやったかな~。ごめんなさい、忘れちゃいましたわ。」
(僕の悪いところかもしれませんが、基本お金に無頓着なところがあるので、過去に泊まった宿の料金なんてこれっぽっちも覚えてません)
旅人「そうですか、じゃあ~の宿の宿泊料金は一泊いくらやったか覚えてます??」
僕「うーん・・・。ごめんなさい。安かったような気はしますが、はっきりとは覚えてないですね。」
旅人「・・・・。うーんじゃあ、あそこの街の宿の料金は覚えていますか??」
僕「いや、すいません。僕マジで宿泊代とか覚えてないですわ。ごめんなさい。」
旅人「・・・・。うーん。なんでもかんでも忘れたとか言われると、話にならないな~。僕だったらほとんどの宿の値段言えるんですけどね~。うーん。」
この時点で、まずメガネを砕き、先ほど貰ったアボカドをよだれ玉代わりに口に押し込み、顔面を20回ぐらい殴打し、自由人と書かれたクソおもんないTシャツを引き裂き、その体に「うんこ以下」と、こ奴の血で刻みたい衝動に駆られましたが、まだ出会ってわずか数分あまり。
人の良いとこを見ていこ!!彼にも良いとこあるはずや!!今後の彼の対応に期待しよ!!と自分になんとか言い聞かせ、会話続行。
旅人「エンカルナシオンはどうでしたか??楽しかったですか??」
僕「あー!楽しかったですよ!ただ、バスの中でiPhone盗まれたのはかなり痛かったですけどね。ははっ。」
旅人「盗まれた??どうやって??」
僕「いや、リュックサックの中に入れて、座席の下に置いてたんですけど、気づいたら盗まれてたんですよ。」
旅人「携帯にチェーンは付けてなかったんですか??」
僕「チェーンですか??付けてなかったですね~。」
旅人「ふーん。僕はね、そういう簡単に物盗まれる日本人が多いの知ってるんで、ほらコレ見てください、しっかりとチェーンを付けてるんです。」
僕「・・・・。はは、それはしっかりされてますね~。ははっ。僕もこれからはちゃんとチェーンをしよっかな。」
旅人「うん。基本ですよね。」
僕「・・・・。」
旅人「次はどこ行くんですか?」
僕「この近くの、もう一つ有名で居心地の良い日本人宿があるって聞いたんで、そこに行こうかと。なんかすき焼きとかも食べれるらしくて、むっちゃ楽しみなんですわ。」
旅人「あー、あそこね。やめたほうが良いですよ。ネットに書かれてる料金を見ると、結構高く付いちゃいそうですし、周り何も無いし、あそこに行くんやったら、ここにいて、違う街に移動するべきですよ。」
僕「・・・・・・。」
旅人「まぁでも、どんなもんか、僕は一度試しに行こうと思ってるんせすけどね~」
殺す!!!!
無理!!無理!!無理!!無理!!こいつマジ無理!!
なんなん??おれなんか悪いことした??なんなん??一体こいつ!?
宿の料金覚えてなかったら話にならんとか、チェーン付けろとか、なんで出会って数分の奴におれ説教されてんの!?
あの宿行かんほうが良いとか!!
こっちは行く気満々やねん!!
値段が高いとかどうでもええから!!
ほんで何??
お前は行くの!?
こっちには、行かんほうが良いとか言ってお前は行くんかい!?
あ~!?
なんじゃそれ!?
なんでや!?
どういうことや!?
どんな発想や!?
ボケか!?
突っ込んだ方が良かったんか!?
なんや!?
知らんぞおれ、おれお前みたいな人間の種類しらんぞ!!
なんや!?
なんなんやお前は一体!!!!
ボッコボコにしてやりたいのはやまやまなんですが、僕ももう32歳の良い紳士。
そんなことできるはずもなく。
ここは紳士的に、
32歳の僕が選んだ、
この変態にとった、
僕の行動とは??
あくまで塩対応。
こちらから喋りかける事は絶対にせず、喋りかけられたら、シカトまではしないけど、あなたの事少し苦手ですよと言った雰囲気を如実に表す、しょっぱい対応。
変な奴にはこれに限ります。
芸能界ではAKBのぱるるがもっと得意とするやつですね。
以上!!3秒は言いすぎましたが、出会って数分で殴りたくなった旅人の話でした。
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