『辻ちゃんのブログ読んだら、自分の情けなさに気づいたよ！よって、とりあえず今日から一ヶ月間休まずに一日一回は必ず、いや、調子のいい時は、一日2回ぐらいは更新しちゃいますキャンペーン』
（※wifiのない場所とか、なんかのトラブルがあった時は見逃してくださいね。）
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11日目！！
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MacBookやらiPhone、パスポートなど僕の大切な物全てを入れていたリュックサックをタクシーの中に置き忘れるといった、大失態を犯してしまった前回のウユニ(ボリビア)→フフイ(アルゼンチン)間。
ようやくフフイにたどり着いたは良かったですが、イースター島でiPhoneを紛失したぐらいから続く、高山病→ジカ熱→リュック失いかけると言った、負の連鎖に、歯止めを利かすどころか、さらに追い討ちをかける事態が起こります。
それはフフイに到着した次の日の事。
この日、ウユニで知り合った、ようこさん&みつるさんご夫妻と、少し良さげな高級住宅街に住んでいるマダム達が足繁く通うような、そんなお店でランチタイムをする事になりました。
オーダーしたのは、このミラネッサと言う、牛肉に衣を付けてカラッと揚げたカツレツみたいなやつにチーズを乗せた、アルゼンチンの郷土料理？？(多分。はっきりとわからんので、第三者に聞いてください)
して、そのお味は？？
なにやら、食べても食べても、味がしない。
チーズの食感、衣のサクサク感、肉のジューシーさ加減こそ感じるが、肝心の味が全くしない。
誰かが既に2時間ぐらい噛んだガムでも食べさせられてるんちゃうかって具合に。
あの時もう少し冷静さを欠いていたら、
料理長をすぐさま呼びつけて、料理長の鼻の穴にミラネッサをぶち込み、喉からそして眼球の内側あたりから、それを吐き出させる面白芸を身に付けさせるところでしたが、保ってました。冷静さ。
相方、そしてみつるさんご夫妻も同じ物を注文しましたが、美味しい美味しい言うて食べてるはる。
という事は、おかしいのは僕自身にあるとの疑念を抱くようになり、自身のおでこにふと手をやると、
熱い！！！
死ぬほど熱い！！
デコに触れるまでは、にわかにも信じ難かったですが、
こりゃもう間違いない。
一度抱いた疑念がすぐに確信へと変わる。
こりゃ、また、風邪ひいたな！！
なんなんですかね？？
つい一週間前ですよ。
ジカ熱とやらを発症したの。
ようやくその意味わからん蚊如きミクロの生物にやられた流行り病を克服したと思ったら、その数日後にまた風邪。
これで、もう完全にハッキリしました。
僕体弱いねん。
多分赤ちゃん、または老人ぐらいの免疫力しかないんです僕。
チンチンの勃起率は未だジャンプの少しだけエロイ漫画で十分にギンギンになり、先っちょが少し湿るような、10代の頃の勢いを保ち続け、衰える事を知らないのですが、
事、風邪に関して言えば、完全にその免疫力は低下の一途を辿っています。
ちょっと寒かったり、空気悪かったり、埃っぽかったりすると、すぐ風邪ひいちゃう。
高地に行くと、高度順応するのに時間を要し、必ず高山病にかかっちゃう。
お腹も冷えてよく壊すから三日に一度はパンツにウンチ付いちゃう。
お酒を飲むと、携帯電話の電話帳に登録してるよくわからん後輩女芸人に片っ端から電話していき、3時間ぐらい意味わからん事喋っちゃう。
もうやんなっちゃう！！
プンプン＼(*｀∧´)／プンプン
そして、一度風邪ひいた事を自分自身で自覚しますと、そっから急にしんどくなってきて、すぐさま宿に帰り熱を測ってみると、38度5分。
相方「いや、38度5分もあってよく普通に歩いてたな！！」
僕ね、すぐ熱出したり、風邪ひく癖に、それらに対してすごく鈍感なんです。
気づくのが遅いと言いますか、なんというか。
一度中学生の時に「足の親指が最近痛いな～」なんて思いながら過ごし、一ヶ月後病院へ行くと、粉砕骨折してた事もありました。
コレマジです。
サッカー部だったので、サッカーボール蹴った時に骨折したんでしょうかね？？
いや、ボール蹴っただけで折れる骨て！！
ショボっ！！
まぁ、なんにしても鈍感で、気づいた時には時既に遅しという事がたくさんありまして、今回もまさしくソレ。
一度走り出した電車はそう簡単には止まらないのと一緒で、一度上がった熱はドンドン上昇していき、すぐに39度に到達。
こりゃ、ヤバイと、相方が保険会社にSkypeで電話をしてくれ、どっか近所にその保険会社と提携しているキャッシュレスで診察してもらえる病院は無いかと聞いてくれるが、答えはNO。
1番近くても、こっからバスで何十時間もかかる、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスまで行かないと提携している病院は無いと言われる。
もし提携していない、近所の病院にでも行こうもんなら、その場でキャッシュでクソ高い医療費を払い、後日、日本に帰ってからの請求になる。
そんな本末転倒な事できるかいっ！と、ここは自分で日本から持って来た万能薬、パブロンで乗り切る事に。
でもやはり皆さん心配してくださり、もしパブロンが全然効かなくて、熱が明日になっても下がらなかったら、高い金払おうがなんだろうが、病院へ行こうと。
でもそんな皆さんの優しさに甘えてばかりではいけない。
とにかく、薬飲んで、寝るしかない。
自分自身の治癒力を信じて寝るしかない。
治すんだ！！
自力で！！
この日、みつるさんご夫妻と相方、4人で同室の宿に宿泊しておりまして、皆さんスポーツドリンクやフルーツ買って来てくれたり、窓を開けて換気してくれたり、もう本間に優しくて至れり尽くせり。
あまり、僕ばっかりに気を使わせるのも悪いので、「皆さん僕の事は一旦ほっといて貰って、自由に過ごして下さい。」と言い、とりあえずひたすら眠ります。
するとこんな夢を見ました。
僕の熱が全く下がらず、まだまだ上昇していき、39度5分を超えてハァハァ言うてるにもかかわらず、皆さん僕をそっちのけで、お酒に舌鼓を鳴らし、会話に花咲かせ、ゲラゲラゲラゲラ修学旅行の晩みたいに笑ってる。
ほっといて貰って結構と言ったものの、そんな急なシフトチェンジあるんか？！！
ついてかれへん、ついてかれへん！その方向転換！！
まるで、僕がその同じ部屋に存在しないかのように楽しんでるじゃないの！！
そして、さらに違う夢。
未だ熱が下がらない僕をほって、皆さん楽しそうにここフフイの近所にあるウマワカ渓谷って言うカラフルな山を楽しそうに見に行ってる！！
えっ！？
苦しんでるよ！！
俺風邪ひいて苦しんでるよ！！
なのになぜ！？
気を使わんといてくれと言ったけど、あれ嘘やで！！
ほんまはめっちゃ気を使って、ずっとずっと俺の側でリンゴ剥いたりして欲しいんやで！！
俺がおらんとこで、楽しんでほしくないんやで！！
俺むっちゃかまってちゃんなんやで！！
俺中心に世界は回って欲しいんやで～！！！！
そしてふと目を覚ますと、
あれ？？
マジで酒飲んでゲラゲラ笑ってる。
え？？
なによこれ？！
なんなの？？
これは一体？？
あれ？？
誰じゃいおっさん！！
だから誰やねんおっさん！！！
いや、
現実かえっ！！
全部！！！
てなわけで、ここフフイで僕はひたすらベッドの上で過ごし、これといった記憶も思い出も無いまま次の街へと移動しました。
おかげさまで、熱は下がりましたとさ。
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