去年の年末から世界一周の旅再出発してから現在に至るまで、結構な頻度で聞かれます。
マリ○ファナ好きなん？？とか
一緒にジョインしないか？？とか
持ってるんか？？とか
なんでやろうと？？
以前にアジアやヨーロッパを旅していた頃はそうでもなかったのに、ここ南米に来てからというもの急に何でやろうと。
ふと考えていたところ、答えは意外にも僕の直ぐ側、いや、まさかの僕自身にありました。
それは…
普段毎日のように身につけているこのショルダーバック！！
そんな深く考えへんと、旅再出発する前にタイで買ったこのバック！！
これ、よう考えたらマ○ファナ柄なんですね。
そりゃこんなんもん身につけてたら、やってると思われますよね。
てか、これ身に付けて、手巻きタバコ吸ってて、
「ぼくマ○ファナしないんです。」なんて、
いや、誰が言うてんねん！！
て、なりますよね。（日本やったらそんな事ないんでしょうけど）
口によだれ玉咥えながら両手に極太バイブ持ってる人に
「そういうプレイ好きなんですか？？」
「いえ、私はこんな道具に頼るような人間を軽蔑します。」
だっ、誰がいうてんねん！！
女子高生のスカートの中を小型ビデオで盗撮していた人に
「変態なんですか？？」
「いえ、ミニにタコというギャグの絵が撮りたくて、変態ではないです。」
だっ、誰がいうてんねん！！
政務活動費から交通費名目で300万円超を支出していた議員に、
「私利私欲のために政務活動費を利用したんですか？？」
「ンァッ! ハッハッハッハー! この日本ンフンフンッハアアアアアアアアアアァン! アゥッアゥオゥウアアアアアアアアアアアアアアーゥアン! コノヒホンァゥァゥ……」
もうええわ！！
ですもんね。
勘違いさせた皆様すいません。
僕、マ○ファナしないんです。
そして、そんな勘違いをここでも生んでしまったのですが、
アタカマ
イースター島から再びサンティアゴに戻ってきた僕の次なる目的地。
長かったチリ紀行の最後の街。
アタカマはボリビアとの国境の街でございます。
そんなアタカマにサンティアゴからバスで２４時間ぐらいかけてやって参りました！！
アタカマは標高２５００メートルほどの高地にある街で、世界で最も降水量の少ない砂漠地帯らしい。
サンティアゴの近代的な雰囲気から、急にこんな砂漠地帯に絵代わりしたので最初はびっくりしました。
なんしか、昼間はむちゃくちゃ暑いです。
そして、僕が滞在するのはそんな砂漠の中にあるオアシス。
ホテルやレストラン、お土産屋が軒を連ね意外にも大きな街。
ボリビアとの国境の街なので、各国のツーリスト達もいっぱい滞在していて、目に入ってくる宿の看板が結構どこもFULL。
こりゃ、宿探し大変になるなと思ってましたが、あらかじめ目星をつけていた安宿に行ってみると、なんときっちり二人分だけ空きがありました！！
むちゃくちゃラッキー。
こんなクソ暑い場所で重い荷物抱えて宿探しなんてやってられませんからね。
ホスタル・フリケス
部屋は男女共同の８人ドミトリーで、なかなか暑苦しく、さすが砂漠地帯ですね、ベッドの上にもけっこう砂が被ってましたよ。
長時間のバスの疲れで、昼寝でもしたかったんですが、日中は暑すぎて部屋なんかにいたら鈴木その子さんみたいになってしまいますので、この機会に外で相方に髪の毛を整えてもらうことに。（相方は美容師です。）
すると、そこにいた昼間っからビールガンガンに飲んでる現地の方達が物珍しそうにその様を見学しはじめます。
そして、その中の一人の自分の名前をリッキー・マーティンと名乗るこの男が、
僕のiPhoneで写真を撮ってくれると、
カシャ
うーん、別にこの写真はそんな撮って欲しくもないねんけど、まぁ一応ありがとう。
カシャ
うん、ありがとう！！グーグー！！もう十分です！！ありがとうございます！！
カシャ
いやいや、もうほんまにいいから！！そんな同じような写真何枚もいらんから！！
ほんまありがとうやで！！
カシャ
いやマジか！？もういいって！！iPhoneの容量勿体無いって！！
イナッフ！イナッフ！！もうお腹いっぱいやから！！たのむわ！！
カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ！！
やめれや！！
やめれ！やめれ！やめれや！！
何枚とるんじゃボケ！！頭おかしいんけ！？
容量って言葉知ってるんけ？！
物には限度があるんや！！
ザ、テレビジョンの巻頭撮影か！！（どんなんか知りませんけど）
ほな、レモン持ってこいレモンを！！
５００枚ぐらい取られました。
容量オーバーの表示が出るまで撮影は続きました。
いじめです。
完全に新手のいじめです。
もしくは今流行りのリベンジポルノの進化系です。
後日涙流しながら必死に自分の写真削除しました。
そんな僕の苦労も知らずに、このぼけリッキー・マーティン、
俺もなんかこの辺を～とか言って、
ちゃっかり切ってもらってる！！
こいつも！！
いや、タトゥー自分の顔！！
こいつも！！
もう、切るとこないよ！！
切るとこないのにええ顔すな！！
しかしながら、髪の毛を切ってくれたお礼にと、しこたまビールをご馳走してくれ、冒頭に書いたように僕のカバンを見たからなのか、マ○ファナまで巻いてくれようとします。
それはしっかりとお断りしましたが、多少ぶっ飛んではいますけど、ノリが良くて、なかなか楽しくて、いい奴らでした！！
いや、お前はなんやねん！！
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