5日間に渡る快適なビーニャでの生活を終え戻ってきました
サンティアゴ
なぜ戻ってきたのかと言いますと、それは…
こいつを拝みに行く為であります!!
イースター島に行く為には、サンティアゴの空港からでしかアクセスできないらしいのです。
ちなみに僕知らなかったんですが、イースター島はチリの領内らしいですよ。
要は、アメリカのハワイみたいなもんですね。
さて、サンティアゴに戻ってきて、僕が必ずしないといけないことが2つありまして、
⚫️イースター島に行ってる間の荷物を預かってもらえる宿の確保!!
⚫️イースター島で滞在している間のある程度の食料の調達!!
というのも、イースター島はここサンティアゴや他のチリの街と比べ、物価がかなり高いみたいで、ある程度の食料はサンティアゴで買いそろえ、持っていくのが一番リーズナブルに過ごせるらしい。
の為、僕のバックパックに入っている、冬服やその他諸々のイースター島では必用ないものは宿に置いとかせてもらって、それらを除いた空いたスペースに出来るだけ多くの食料を詰めて持って行こうという算段なのであります。
というわけで、まずは荷物を預かってくれる宿探しから。
一番簡単なのは前回宿泊していた、荷物も預かってくれると言っていた、
この、TALESに泊まるのが手っ取り早いのですが…。
しかし、以前のブログにも書きました通り、ここで死ぬほどダニにやられて、草間彌生作品のようなとんでもないドット柄の体を手にしてしまった僕。
いつ見てもヨコ金丸見えのオーナー、スコットがなんぼほど優しくて、毎日手作りのパワージュースを振舞ってくれようが、荷物をキープしといてくれようが、どうしてもこのTALESだけは外したい!!
もうあのダニの恐ろしい脅威だけはどうしても避けたい!!
もう二度と同じ過ちだけは繰り返したくない!!
ってことで今回訪れた宿が、
こちら!!
TALES!!
いや、違うんです。
これボケでもなんでもなくて、他の安宿いろいろ当たってみたんですが、満室やら、荷物は預かれないやらで、もうどうしようもなくて、もうここしかなくて…
とりあえず、他の宿に浮気しようとしてた事は墓場まで内緒にして、我が家に帰ってきたかのような空気感をビンビンに出して、ヨコ金丸見えオーナーのスコットに
「ただいま~、会いたかったよ!!空き部屋ある??」と。
すると
スコット「空き部屋がある??なんでそんな質問するんだ?だってそうだろ、ここはもうお前たちの家なんだから。」
スコットー!!!!😭😭
俺が悪かった!!
もう二度と浮気しようなんて思わないからね!!
安定の優しさとキンタマの見え具合のスコット。
そしてもちろん、
パワージュースを振舞ってくれる、優しいヨコ金丸見えオーナースコット。
しかし、やはりどうしても同じ部屋、同じベッドだけは嫌だったので、一番安いドミトリールーム(大人数の部屋)から、まだ日当たりの良さそうで綺麗なプライベートルームに変えてもらいました。
そんな迂用曲折を経て結局TALESに落ち着いた宿探し。
後は、食料をチョチョイと買いそろえまして
準備万端!!
いつも、飛行機での移動の時は、何かとトラブルに見舞われる僕。
ロストバゲッジしたり、遅延したり、余計に荷物代支払わされて揉めたり、全然関係ない空港に行ったり←(これは完全に僕が悪い)
しかし、そんな過去の失敗を糧に、今回ばかりは、航空券も1ヶ月前ぐらい前に予約をし、すべての項目をそれはもう慎重に慎重を重ね、準備してきました。
これまさに、「向かうとこ敵なし」っていうやつです!!
後は、飛行機に乗ってモアイに会いに行くのみ!!!!
出発の朝、ヨコ金丸見えスコットに「また帰ってくる」とお別れを告げ、空港へ。
実は今回、イースター島に到着する前にサンティアゴの空港で、かなり楽しみにしていた事があるんです、
それはコチラ!!
再出発する前に日本で申し込んだその名も
プライオリティーカード
入会費一万円払えば、一年間、世界各国の空港のラウンジが無料で入場でき、そこに置いてある食料や飲み物、インターネットに至るまでをすべてを飲み食いし無料で利用できる、そんなただの町娘をシンデレラへと、貴族へと、マハラジャへと変貌させてしまうような魔法のカードを初めて利用できる日が遂にやってきたのです!!
なので、普段空港に行くのはそのフライトの二時間前ぐらいなんですが、今回ばかりは3時間ぐらい余裕を持って空港に到着!!
さっそく、イスラ・デ・パスクワ(イースター島)行き飛行機のカウンターに行って、さっさとチェックインを済ませることに!!
受付の女性に、インターネットで予約していたEチケットを見せ、パスポートを提出し、しばし待機。
行列のできるラーメン屋に列んでる時のような、待ちに待った人気アーティストがステージに現れるのを待っている時のような、ラブホにて狙ったあの子のシャワー待ちの時のような、そんなエキサイティングな高揚感。
高ぶる気持ちを抑えきれず、なんどもなんども心の中で「はやく、はやく!!」とつぶやいてしまう。
そしてようやく、受付の女性から言葉が発せられる
受付嬢「このチケットはキャンセルされているわ。」
……………。
受付嬢「このチケットは予約はされていたものの、チケット料金が支払われていなかった為、キャンセルされています。」
……………。
なに?
何が起こってんこれ。
キャンセルされてるって??
どういうことよそれ。
なんでなん。
毎回毎回飛行機さんよー
てことは何かい、
今日のところは、このまま飛行機に乗らず、宿に引き返す、
あの宿に、
引き返す
帰る。
宿に帰る。
僕、宿にかえる
・・・・・・・・・・・・・・・。
おもんないって!!
そんなオチマジでおもんないって!!
助けてくれよ!!
誰かマジで助けてくれよ!!
神様お願いや!!
受付嬢「しかし、この飛行機にはまだ空きがあるみたいなので、向かいのカウンターでチケットを発行したら乗れますよ!!」
助かった~!!!!
マジで助かった!!
今回ばかりはもうアウトかと思った!!
普段タバコの吸殻を携帯灰皿にちゃんと捨ててたのとか、僕の素敵な面を神様が考慮してくれてたんかな!!
ありがとう!!
旅神様!!
てことで、一度は地獄に落ちかけたものの、なんとか一本の地上に這い上がれる蜘蛛の糸を手繰り寄せるかの如く無事生還!!
僕を待ってるのは「VIP ラウンジ」!!!
しかし、そんなこんなで死ぬほど時間をロスってしまった為、搭乗時間まで残りわずかの30分!!
ダッシュで、ラウンジに向かいますが、人間焦ったらほんま良いことないですね。
一つ下の階にラウンジがあって、下りエスカレーターに行かないといけないのに、下から登ってくる登りエスカレーターに猛ダッシュしてしまったり、降りたらすぐそこにラウンジがあるにもかかわらず、目に入らなくて、全く違う逆方向に全速力で駆けて行ったり、もうてんやわんや。
戦場やったら直ぐに撃ち殺されてます。
結局ラウンジを見つけたものの、10分ぐらいしか滞在できませんでした。
ダッシュで撮ったラウンジの写真。
こんなリラックスした顔してますけど、本当はワキ汗びっしょりの心臓ばくばく、パンツにはなぜかウンコも付いてましたよ。
ほんま焦りは禁物です。
束の間のV・I・Pを駆け足で楽しんで、なんとか飛行機に搭乗。
そんなこんなで、無事にたどり着くことができました。
イースター島!!
しかし、キャッシュカードの番号とかすべて記入して、チケットの予約が完了しましたってパソコンの画面ではなってたのに、金引き落とされてないとかあるんですね。
ほんま、飛行機トラブルだけはマジ勘弁願いたい。
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