危ない危ない。


またもや、お尻にウンコのタトゥーを入れなければならないところでした。
(一週間以上ブログ更新しなければ、お尻にウンコのタトゥーを彫ると言う縛りを勝手に設けてます)


しかし、万が一お尻にウンコタトゥーを入れるとしまして、彫師の方はちゃんとウンコタトゥーを彫ってくれるのでしょうかね。


僕だったらそんなふざけた奴すぐに追い帰しますけどね。

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フィッツロイの街、エルチャルテンから移動。



今回の移動はこんな感じ。



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エルチャルテン→ロスアンティゴス→チレチコ→リオトランキーロ



目的地のリオトランキーロまでは直通のバスがなく、2回も乗り継ぎしなければなりません。
はっきり言ってむっちゃダルイです。
(結果2日ぐらいかかりました。)



先ずは、エルチャルテン→ロスアンティゴス(12時間ぐらい)



この日バスのチケットを手に入れたのがギリギリになってしまったので、相方とバラバラの席に。


鼻の高い白人男性の隣になったのですが、席に着くなり鼻をつんざくような異臭。


アレっ??と思い、自分の鼻の先にウンコでも付着してしまったのかなと確認しましたが、もちろん付いてません。


どうやら、匂いの原因はこの隣の白人男性の足から放たれておる様子。


「何を食べたら、こんな匂いを放出できるんや??熊のアナルか?サイか?なんや?」なんて事を考えながらマスクを装着していると、バス会社から弁当が配られます。


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中身はピザトーストとクッキーとエンパナーダ(中にひき肉やらが入ったパイみたいな料理)


装着しようとしていたマスクを一度膝に置き、さっそく頂こうとしたところ、隣の足クッサ男から声を掛けられる。






この弁当も食べるかい??俺はベジタリアンなんだ。」






お前っベジタリアンかいっ!!
わしゃてっきり毎日野生動物のアナル丸かじりにしてる、変態やと思ってたぞ。



なんなんすかね??
人体って本当に不思議ですね。。。



自分の弁当だけでも腹いっぱいでしたが、そこはNOと言えない日本人の悪いクセがでまして、じゃあエンパナーダだけ頂きますと。


先生から給食全部食べるまで帰れませんと言われた小学生の如く、半泣きになりながらエンパナーダをもう一つ食べていると、後ろの席の白人女性二人から声を掛けられる。



「私たちもベジタリアンだから、良かったらコレもコレもどうぞ!!」





いらんねん!!




いらんねんいらんねんいらんねんいらんねん!!
俺お腹いっぱいやねん!!
普通わかるやん。
そないに美味しくもないパイみたいなん4つもいらんねん!!
察してや!!頼むわ、半泣きやん、俺!!



ここは、勇気を出さな死んでまう。
このベジタリアン共に殺されてしまうと、NOと言えない日本人が勇気を出してNOと言いました。


すると、




「WHY?」




悔し涙を流しながら合計4つものエンパナーダを食べて就寝。



翌日、目を腫らし悔し涙の後を頬に付けながら、ようやく一つ目の乗り継ぎ地、ロスアンティゴスに到着。



バスを乗り換え、アルゼンチンからまたまたチリへと国境を越え、最後の乗り継ぎ地、チレチコへと到着。



時刻は午前10時ぐらい。
チレチコに到着するなり、すぐにリオトランキーロ行きのバスのチケットを購入しようとしたのですが、この日のバスは既にフルだと言われました。



正直このチレチコという町、とくに目立った見所もない場所らしいので、そんな場所に宿泊するのはお金がもったいと言う理由で相方と話し合った結果、初めてのヒッチハイクを試みようとなりました。



実はここパタゴニア地方では、道が単純と言う事や、交通費がかなり高いといった理由で、ヒッチハイクが盛んに行われておるそう、ヒッチハイクだけでパタゴニア全土を回ったなんて人も結構いるみたいです。




そうと決まれば、さっそくヒッチハイクできそうな場所まで移動。

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するとさっそく先人達が良さそうな場所を陣取ってました。



相方いわく、ヒッチハイクには暗黙ルールが存在するとの事。


そのルールとは


「後から来た人は、先に陣取ってる人よりも前でヒッチハイクしてはならない」


まぁ、そりゃそうでしょうね。
ルールと言うか、常識的に考えてわかりますよね。


なので僕達は3番目に陣取りましてヒッチハイクスタート!!


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すると、1時間後ぐらいに1番目のグループがヒッチハイク成功!!



この良き流れに乗ろうと、2番目のグループが1番のポイントに移動、僕達は2番のポイントへ。


しかしその後、1時間以上経過しても一向につかまらず。
なかなか、ヒッチハイクも大変でごさまいます。


すると、前からまた新たなヒッチハイカーのカップルがやって来ました。


先ほど僕達がいた3番目の場所に行くのかなと思いきやなんとそのカップル、あろう事か1番目と僕達の間に割り込んで来たではないですか!!


こりゃいかん!!ルールを教えてあげないと彼らの将来が心配だ!!と言う親心で彼らにルールを英語で説明しに行きました。



まず、あなたは英語が話せますか?と聞いたところ、答えはYES。


だったら簡単だと、ルールを説明し、3番目に並んでくれと言いました。


するとその男、彼女と一度目を合わせた後、こう言いました





「I don't understand」





はぁ?!

お前英語喋れるって言ったやんけ!!途中まで喋れてたやんけ!!
なんで、最後理解でけへんねん!!
しらばっくれんのもええ加減にせえよ!!
カスが!!




僕がヤマアラシであればこのカスカップル二人の顔面に飛び込み、このような状態にしてやりたいとこですが、

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僕はヤマアラシではなく、常識ある人間なのでそんな事はしません。



仕方がなく、3番目のままヒッチハイクを続けていると、またもや後続のヒッチハイカー達がやって来ます。


するとどうでしょう?
またもや僕達の間に割り込むではないですか!!



こりゃもう我慢の限界と、無理やり2番目の位置に移動してやりました。


暗黙のルールなんてホンマにあるんでしょうかね??
まぁ常識ある大人の人間だったら普通は気付くと思いますがね。




しかしその後、2時間以上経過しても1番目のカップルですらつかまえられず、到着時刻が夜になるのも怖いので、非常に不本意ではありますが、ヒッチハイクをあきらめる事にしました。



そして、僕達がヒッチハイクの場所を離れる瞬間、そのカスカップルが大笑いしだした事は、僕の心に一生の傷を負わせると同時に、前日の足くっさベジタリアン共の猛威によって流した涙の跡をなぞるように、また一粒の涙がこぼれました。




そう





コレ





まさに





負け犬

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