オーストラリアから日本に激安航空会社、scootを利用して最悪の結末に終わった僕。
そんな前回の地獄のような教訓を生かし、今回の再出発するにあたって、もう2度とそんな飛行機でのトラブルがないように、関西国際空港からアルゼンチンはブエノスアイレス行きの飛行機を厳しい眼で厳選し、選んだのは、かの有名な、エミレイツ！！
エミレイツと言えば、アラブ首長国連邦のドバイを拠点とする世界中を就航している、有名な航空会社。
サッカーのレアルマドリードやフランスのパリ・サンジェルマンなど世界の頂点に君臨するチームのメインスポンサーになっているのは周知のは事実。
そんなエミレイツの飛行機はやはり、サービスも抜群！！
今回は35時間のフライトでしたが
最新洋画や邦画も見放題！！
3時間おきに温かいおしぼりを持ってきてくれ、顔や体をリフレッシュ！！
機内食も6食ぐらい出てきて腹パンパン。
もちろんビールやワインなどのアルコールも飲み放題！！
カップラーメン食べ放題！！
気分はもうマリーアントワネット。
「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない」です。
しかし、やはり長時間のフライト。
足腰は確実に痛くなるし、時差もかなりのもんで、到着した頃にはクタクタでありました。
しかし無事到着すれば、こっちのもの。
後はイミグレを通過し、預け荷物をピックアップして、宿に行けば、後はゆっくり寝るだけでございます！！
それでは、最初の難所イミグレ。
アルゼンチンはスペイン語圏なので心配もありましたが、なんなりと突破！！
意気揚々と次のステージ、預け荷物レーンに駒を進めます。
さぁ最後の難所、この預け荷物という名のラスボスさえ倒せば世界に平和をもたらすことができる。
(妖精の声)
大丈夫だよ勇者チュン
勇気を持って前に進みなさい
あなたはエミレイツと言う名の最強の剣、経験と言う名の最強の盾を手に入れた
なにも恐れることはないわ
さぁ、この星に平和をもたらして！！
ラスボス降臨
(荷物受け取りレーン)
勇者は死んだ。
(Lost baggage)
すぐ死んだ。
ラスボス降臨して、爪でちょんとされてすぐ即死。
ホイミとか薬草とか使う間もなく、ワンターン目ですぐ即死。
まったく味気ない幕切れ。
要は、あなたはの荷物は届かなかったとのこと。
ただ、無くなったわけじゃなく、今ブラジルはリオデジャネイロに荷物だけ勝手に行ってしもうてるとの事。
何を勝手にブラジル旅行してくれとんねん！俺の荷物！
俺もまだ行ったこと無いのに、何を俺より先にブラジルの空気吸うとんねや。
来いっ来いっここアルゼンチンに！！
ただ、やはり腐っても鯛、腐敗してもエミレイツ。
荷物紛失カウンターに行くと、しっかりとした対応でとりあえず200ドル(2万円ぐらい)をもらい受け、2日後の夜には車で僕の宿まで荷物を届けてくれるとのこと。
しかしながら、日本から少量の金とパスポートなどの必要最低限のものしか持ってない僕。
もちろん、着替えなんて持っているわけもなく。
しかも、日本は冬でここブエノスアイレスは、夏真っ只中。
日中の気温35°F以上。
出発から4日間、蒸れに蒸れた服を着て過ごしていると、体にある異変が現れました。
最初のうちは、気のせいだとばかり思っていたのですが、それらの知識に長けた方に話を聞くと、もう既に時遅し。
4日間に渡る同じ服の着用と高気温による汗により、僕の体は着々と蝕まれて、もう今では手に負えない重病に侵されていたのです。
その病名は
ア○ルピリピリ病
症状は常にいつ何時でも、ア○ル周りがピリピリすると言うものです。
もう、僕のア○ルは侵略され破壊されむちゃぐちゃにされた後の、焼けア○ル。
この先どんな人生を歩めば良いものか。
最後の望みとして、僕にキレイなア○ルパーツを提供し移植さしていただけるドナーの方、またはフェミニーナ軟膏を優しく塗ってくれる方緊急募集中です。
それでは、気分を変えまして、到着したての魅力的なブエノスアイレスアイレスの街の写真をどうぞ
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