病み上がりでようやくたどり着いたバラナシ。
とにかく、前回の町ダージリンでのストライキのおかげで、ここ何日かクッキーしか食べれてないのと、風邪のせいで、栄養不足感がはんぱないということで、さっそく食事を摂る事に。
でもここはインド。
「JAPANESE FOOD」の看板が。
こりゃ願っても無いチャンス!!
さすが、都会のバラナシ!!
レストランもワールドワイド!!
迷うことなく席に着き、メニューを開くと、あるで、あるで!!日本食!!
病み上がりと言うこともあって、とにかく、あっさりしたものが食べたい。
マサラなんて論外じゃボケ。
っで、僕の心を100%鷲掴みにしたのがこちら!!
冷やし中華!!!!!(嬉し過ぎて写真撮るの忘れた)
いやもう、ほんまこのメニューを目にした時、涙出るほど嬉しかった!!
松竹に入ってすぐの頃、ライブのチラシに僕の名前が載ってた時ほどに嬉しかった!!
して、そのお味は
多分僕こんな顔してました。
インド人のウェイトレスがどや顔でコチラに視線を向けている中、僕包み隠すことなく、むしろこの表情ですべてを理解して欲しい顔してました。
するとインド人ウェイトレス
「GOOD??」
ええ~??????
今の感じでよくその質問聞けたな!!
美味いわけないやん!!アホかお前は!!こんなもん冷やし中華やあるか!!
これただのパスタの麺にトマト載せて醤油ぶっ掛けただけやんけ!!
日本人やからって醤油ぶっ掛けたら喜ぶと思ったら大間違いやぞ!!
もう頼むから何の知識も腕も無いのに日本食やってますとか謳うのは勘弁してくれよな!!
ってか俺の表情で察しろよな!!
おお??
もう一回あの顔したろか??
っと、心で唱えて
そしてもちろんこの質問に対する僕の回答は
「うん!!!!ぐっど!!ぐっど!!ぐっどていすてー」
(満面の笑みで)
自分がNOと言えない日本人であることを再確認しながら、インドのきったない牛のウンコまみれの道を歩きながら、やり切れない気持ちで宿に帰ると
この右に写っている日本人の観光客と遭遇。
少しこの日本人男性と喋って、僕のここ最近のツキの悪さ具合を語っていると
日本人男性「いや~、お互いツイてないですね~、僕も昨日この宿のベランダにお気に入りの服を洗濯して干したら、猿に全部持っていかれましたわ~!!わっしゃしゃ~笑!!」
え??なになに?猿に服を?お気に入りを??
ドゥフッ、ドゥフッフ。笑
僕よりツキの悪い人と喋って少し精神安定しました。
やっぱり他人の不幸が一番の処方箋でございます。
コチラが毎朝この宿のベランダに現れる洗濯泥棒です
ガンジス川を見る猿
コチラはガンジス川を眺める夕日に照らされたカッチョええ僕。
話変わりまして、バラナシと言えばやはりガンジス川。
そして、ここはヒンドゥー教と仏教の聖地らしい。
ヒンドゥー教の人達はこの川を女神として神格化していて、死者の灰を流したり、子供、妊婦、事故死、疫病死の場合はそのまま水葬するらしい。
さらに、年間何千万人の巡礼者が沐浴をしに来るらしい。
(もちろんWIKI調べ)
そんな神聖なる川を目の前で見ようと、巡礼者たちが沐浴する場所に
おるおる、巡礼者?達。
うん、おるおる。
うん、おるおる
ん??
ここはまだガンジス川じゃないよね??
普通の街中よね??
ってか、なんで普通の街中が水浸しなん??
なんなんこの町??
っと思っていると、現地のインド人
「最近毎日雨が降り続いて、20何年ぶりにガンガーが氾濫してしまっているんだよ。だから普段のガンジス川は今はみれないよ。」
うっそーん。
まじかよ。
ツイてないにも程がある。
普段だったら
ってな感じの神聖な場所で儀式が見れる予定やったのに。
今僕たちが目にしているのは
コレは本間は沐浴してるんでしょうけど
ただただ洪水の街中で水浴びしている人達にしか見えへん。
ガンガーに下っていく階段なんてどこにも無い。
風情が無い。風情が。
とにかくこのツキの悪さを払拭するために、少しでも聖なるガンガーの力にあやかりたいので、氾濫してるけど、僕も沐浴することに。
まずはこんな感じで
僕もおでこになんか塗ってもらい
準備は万端!!
後は聖なるガンガーに浸かるだけ
それでは行きます!!
終了~!!!!!!!!!
汚ったないしばい菌いっぱいいそうやし、足だけにしておきました。
(氾濫してなかったらちゃんと浸かろうと思ってましたねん。何ゆえ氾濫してますねん。)
最後は、ヒンドゥーの神、シヴァ神と記念撮影して終わりでございます。
いや、神様の扱い方!!パネルてっ。