4日ぐらい滞在した、バングラデシュの首都ダッカを離れ、次の街に行く事に。



次の街の名前はラッシャイ!!



マンゴーが有名らしい!!



そんな、ラッシャイに向かうには電車、バスの選択肢がありまして、現地の人いわく、バスの方が安全だとのことで、バスのチケットを取りに。



チケットを取りに行くのもやはり、お相手はこの男



 

リキシャー(人力車)の運転手、アブドゥル!!



彼の運転ですんなりチケットゲット!!



次の日の朝7時にバス停から出発らしい。



そして、この日、運転手のアブドゥルと最後の約束!!


アブドゥル「明日の朝6時半にホテルの前にいつものように迎えに行くから、バス停まで送るよ!!」


ほんまに、ここダッカに来て最初から最後までこのアブドゥルにお世話になりっぱなし。


最初はただただ、怪しいし、墓場で運動会してそうやし、この男とこんなにも一緒にいるなんて、考えもしませんでした。


このアブドゥルは僕達がダッカで一日700タカ(800円)ぐらいで、毎日雇っていたといいますか、勝手に毎日現れた、リキシャーの運転手です。



そんな、アブドゥルとの思い出がここダッカでたくさん出来ました。



バングラでは宗教上ビールはなかなか手に入らないのですが、闇の店に連れて行ってくれ、ビールを買ってくれたり、そのビールを見て、「今日僕何も飲んでないんだ。」と、甘えてきて、仕方がなしに奢らされたり。



「「さっき道端でお金を落としたから、お昼ご飯が食べれないんだ~」っと、強引にも程がある嘘をついて、僕達にお金をせがんだり。




家に遊びに行かせてもらったり。




家に遊びに行ったとき、奥さんにチップを要求されたり。




家に遊びに行った時、明らかに古いフイルム式のカシャカシャカメラを出してきて「僕達のデジカメは潰れてるから、新しいデジカメを無料で日本から送って欲しいな」っと言われたり。




バングラデシュはいいOOがいっぱい手に入るよ~。キミもどうせ、OOするんだろ~。今度川沿いで一緒にキメないかね??お金はもちろんキミの負担だよ~」と、川沿いでの行事に誘われたり。(私しっかりとその辺の倫理わきまえてますので、断りました)




明らかに、年やし、小さいくせに、若いリキシャー運転手に「えいっ!!どかんか!!やいっ!!」っと偉そうやったり。




年やから、運転のスピードが死ぬほど遅かったり。(猫にも抜かされる始末)




僕がタバコを吸うたびに「僕もほちい」と甘えてきたり。




お金持ちにのシラズさん(前回の記事に登場)の前では萎縮して、何も喋らなかったり。




雨の日も風の日も僕達を乗せて町中徘徊してくれたり。




僕達がどんだけ、用事で待たせても他の乗客を一切乗せずに待っていてくれてたり。




毎日背中に汗をにじませて一生懸命運転してくれていた、アブドゥル。




アブドゥルは僕達の事をただの金ズルにしか思ってないかも知れませんが




僕達にとっては一生懸命運転してくれる彼も、少しせこい彼もどちらも可愛い奴。




結果とても良い思い出がたくさんここダッカで作れました。




アブドゥルありがとうな!!!!




明日はとうとうお別れ。




少し寂しいけど、またもしダッカにに来る事があれば、アブドゥルのリキシャーに乗せてください!!




そして、別れの朝。



いつものホテルの前



photo:02








約束の、時間。








……………










……………











……………。








アイツ、来やがれへん!!!!!!!





なんや、あいつ!!!




最後の最後にすっぽかしやがった!!




やっぱりタダの金ズルやったんか?!




こんなん有りすか!???!





結局、バングラデシュに来て初めて、アブドゥルのリキシャー以外の、オートリキシャー

photo:03

に、乗る事に!!



なんなんや、ホンマ、奴は!!




そして、ものの5分でバス停に到着。



あっけない別れ!!!



と、思ったのもつかの間。



バスの発券所の人いわく、



「今日はダッカがストライキやから、バスが出発中止になった。
明日は出発出来るから、明日もう一度同じ時間に来てくれ」






うっそーん!!!!!!??






思わぬ足止め。




ストライキが始まると、道を走っている、車やバスなどの窓ガラスが叩き割られたりする危険性があるから、車は走らないらしい。




コレはもうどうしようもないので、泊まっていた宿に早くもとんぼ帰り。




そして、宿の着き、事情を説明して、もう一泊させてもらう事に。




スタッフ「そういえば、さっきアブドゥルが来て、君たちに謝りたいと言ってましたよ。今も外にいるんじゃないかな?」





あいつ!!!!!




な~にが謝りたいじゃ!!




約束すっぽかしやがって!!!!




まあ、いいわ。どの面下げて現れるのか楽しみにしといたろ。




アブドゥル「ごめんよ~、今日に限って遅刻してしまったんだよ~ごめんよ~、今日はもう家に帰らないで、ずっとここでキミ達が出発するまで待ってるから、許しておくれ~。」





なんかもう、拍子抜けでございます。




さっきまで怒ってやろうと思っていたけど、僕達がもしかして、現れるかもしれないと、ホテルまで駆けつけて、正直に寝坊と言う理由を言うあたり、なんかこのオッサンらしくて、拍子抜けしました。




とにかく、金だけの関係じゃなくて良かったです。





「もういいよ。謝ってくれたし。じゃあ明日はしかっりと頼むで!!!」




まさかの再会劇でございました。




そして、次の日の朝、約束の時間、もうすでに待ってるアブドゥル。




どうやら、ほんまに、家に帰らず、ホテルの外にずっと待機していたらしい。



良いとこあるやん!!!



体中蚊にさされてたし!!




そして、次こそはと、バス停に行きますと




「今日もストライキで走らない」




ま・じ・で!!!!!??




もうなんなんストライキ!!




アブドゥルもこうして、蚊にやられながら送ってくれたのに!!!




もう、どうしても今日中にダッカを出たいので、他の交通手段を聞くと、少し危ないが、電車なら動いているとの事。




そりゃもう行くしかない!!!




アブドゥルに電車の駅まで連れて行ってもらい、何とかチケットゲット!!!




コレで本間にようやくお別れです。




最後はもちろんこの人と


image 
 
アブドゥルの顔真似でパシャリ。




アブドゥル「昨日はホンマにごめんよ。最後に一つだけお願いがあるんだ。」




僕「何?」





アブドゥル「リキシャーを修理したいから、500タカ貸して欲しいんだ。」







やっぱり金かーい!!!!!!!!






まあ、良い思い出が出来ました!!!


次回の記事は地獄の電車移動をお届けいたします!!!!


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