私は食べることが
すごくすごーく好きです。

(だから食べものをくれたり、
 ごちそうしてくれる人がいると
 素直にいい人だなーと思える。)


ガイドブックを見るとき、
一番最初に見るのはレストランページだし、
レストランの載ってる場所は
穴があくほど見る。
全部いかなくても、その都市のレストランは
とっても詳しくなる。
(ちなみにロンリープラネットの
 西アフリカ版は相当詳しい。
 高くて行けなくても、情報だけは
 しっかり見てるのです。笑)


ただ、アフリカ。
国によって、いる場所によって
その食べ物の充実度は変わってきます。


私がトーゴの村にいたときは3週間毎日おんなじ食事。
とうもろこしの粉をお湯で溶かして練ったものか、
ごはんにトマトソースをかけたものか、
みたいな感じ。

もちろんそれを覚悟の上で行ったのでいいのだけれど、
村のみんなと違ってそれを食べ慣れてるわけじゃないから、
3週間いるとやっぱり違うものも食べたくなってくる。


そんなとき、インドのガイドブックを見ながら
「すごいなぁ、インドはイタリアンも韓国料理も
 日本料理もインド料理も中華もあるのかぁじゅる・・
なんて夢見てたのです。

(ガイドブックは常に先の国を見てるから
 アフリカにいながらインドを夢見る。)



そんなインドにやってきたわけですよ!!
もう、そりゃ、興奮さめやらないわけですよ!!
何食べようか、何食べようか、もうすごくわくわく。


アフリカが楽しかったためついつい長居しちゃって
インドは5日しかいられないことになってしまった私。
(でもインドは日本から近いから
 また帰ってきます。絶対!)


つまり
食べられるごはんの回数は決まってる訳で、
その1回たりとも無駄にしたくない!

(この感覚、分かる人と分からない人がいるらしいのですが、
 分かる人は女性に多い気がする!)


そんな私がインドで最初に口にしたものは!

モモ!


そう、チベット風餃子っ!

餃子好きにふさわしいチョイスですねきらきら


街を歩いていると
見かけたのがモモの屋台。

みーんなおばちゃんから買った後、
その脇で立って食べてます。

なるほど、
インド風立ち食いそば的なひらめきちゅん



様々な宗教が入り交じるインドは
ベジタリアン料理も充実。

モモにもベジとチキンの
チョイスがありました。

食いしん坊万歳な私は
「半分ずつお願い!」


おばちゃん、笑顔で快く入れてくれました。

このおばちゃんの笑顔とか
「はいよー!」「ソースもいるよね?」とか
そのやり取りが高円寺とか大阪っぽくて好き。

みんなの夢地図 夢をかなえる世界一周の旅
(60円なり)

お、おいしい!


(ちなみにソースは超辛い。
辛いの大好きな私でも
辛い!と思うのだから
苦手な人はつらいかも。
でもおばちゃん、もっとソースいる?もっといる?って
2回くらい聞いて来た。)

昔ネパールでモモを超!いっぱい
食べてたのだけれど、それよりもおいしい!


もう、おいしくてぺろり。

おいしすぎて、感動して
ついついこの感動を誰かと分かち合いたくて、
つい、隣で立ち食いしている
可愛らしい二十歳くらいの女の子に

「ここおいしいね!
 ほんとおいしい!」
って感激して話しかけてしまいました。

お姉さんは
「うん、このお店はねー、ほんとにおいしいの!
 私も大好き!」
と。


でもね、突然話しかけても全然違和感ない、
そんな雰囲気がその空間にはあったのです。

なんか、その空間には独特の心地よさがあって、
おばちゃんが多分その雰囲気を作っているのだと思うんだけど、
なんだかみんな和んでるの

私が感激してたら
隣のお客の(でも何も食べてないでただいるだけの)
おっちゃんが「うまいか、うまいか!」
って聞いてくるし、

「もうおいしいよー!キャ
って私が答えると

「この子はきっと明日も来るね」
なんておっちゃんとおばちゃんが話してる。


うん、多分また来るよ、私。

みんなの夢地図 夢をかなえる世界一周の旅

みんなの夢地図 夢をかなえる世界一周の旅

ちなみにおいしかったのでお持ち帰りしちゃいました。
クノールって書かれた袋
(インスタントの使い終わったのを再利用)に入れてくれる。
みんなの夢地図 夢をかなえる世界一周の旅

おばちゃんありがと。
また来るよ。