なんでママが！？珍しくしつこかった末っ子の主張。

チャオーーーーーーー！！！！！

夕方、外で近所の子と遊んでいるゆいたん＆ほーちゃんに声をかけた私。

私：「おーーーい、そろそろ帰ろう～」

ゆ：「やだっ！！」

ほ：「やだぁ～～～っ！！！」

ケッ！！！

またこれかよ。

やだしか言われへんのか。

何度か同じやり取りを繰り返したあと、

珍しくゆいたんが先に家の中に入ったんだけど、

今日は、ほーちゃんが最後までしつこい。

ほ：「ママ！！！あのさ、

え？あ、そーなん？

ふーーーん、それは嫌やったねーー（棒）

（この手の訴えは日常茶飯事なので

右から左へ受け流すこと多々。）

んでもまぁ一応聞いとこか。

どういう風にズルしたん？

ほ：「あのね！！

かけっこで競争してる時にね、

あそこの角をタッチしてから走らないといけないのに、

コロ助くんはタッチしないで走っていった！」

しょ、しょーもな！！！

・・・・とか言ったらあかん・・・ゴホン。

ママからしたらしょーーーもなくても、

ほーちゃんからしたら一大事だったんだよね。

寄り添う事が大事・・・寄り添う事が大事・・・・よく聞く「正解の育児フレーズ」胸に刻み込んで復唱・・・・

私：「へぇぇぇ～～～、そうなん。

嫌やったねーーー。」

ほ：「ママ！！

だからさ、

どええええーーーー？

なんでママが怒らなあかんのよ！

自分で怒ったらいいやん。

ほ：「やーだっ！

ママが怒って！！」

やぁぁぁだよぉ～～。

だってママ、現場見てないもん。

見てもいないのに、ほーちゃんの話聞いただけでコロ助君のこと怒ったりできないよ。

ほ：「いいから今すぐコロ助君のこと怒って！」

ええええ～～～？

やーーだーーー。

ほ：「怒って怒って怒ってぇぇぇぇ～～（泣）」

んもぉ～～～・・・

はいはい、わかったわかった。

悔しかったんやね。

気持ちわかるよわかるよ～～～。

（共感を示す）

ほ：「じゃぁ今すぐママが怒ってよ！」

どひゃーーーーー！！

ほーちゃんの方が一枚上手！

ってかさてかさ、よーく考えて？

そんなに怒るほどの事でもないんちゃいますぅ？

遊びの中での事でしょ？

ほ：「やーーだやだやだやだ！

ママがコロ助君のこと怒って！！

怒って怒って怒ってぇぇぇぇぇうわぁぁ～～～～ん！！！」

ええええ～～～？

ちょっ、

こういう時ってどうしたらいいん。

ほーちゃんがここまでしつこいのも珍しい。

基本的にしつこめな性格ではあるけれど、

お友達とのいざこざでここまでしぶとく言ってきたことがなくったから、

きっと、今回のはよっぽど悔しかったんやと思う。

でも、コロ助君はゆいたんと同じ年だし（小１）、お兄ちゃんだし、

自分が直接怒ったり泣いたり訴えたところで痛くもかゆくもないって事は

日頃の末っ子ポジションでよくわかってるんだと思うんだよねー。

末っ子ってさ、なんとなく世間的には甘やかされて育ったあまちゃんみたいなイメージがあるけど、

長女の私から見て個人的には

小さいうちから過酷な状況の中で生きてる部類だなぁ～って思うねんけど、

末っ子育ちの皆様いかがでしょうか。

末っ子って基本的に物心ついた時からずっとお兄ちゃんの友達と混じって遊ぶことが多いから、

その中でいい刺激を受けることもあれば、

わりと理不尽な扱いを受けることもあって、

その中で自分なりに生き抜く方法を見つけたり、

腰ぎんちゃくポジションを会得したり

甘い蜜を吸える事もあればハズレくじ引かされることもあるしで、

ざっくり言えば、

生まれた瞬間から弱肉強食の中で生きてるなーと思う。

長男のちゅんたんなんて１歳とか２歳のころなんて自分しか子供おらへんから、

誰かに理不尽な扱い受けて泣く、とか、誰かにズルされて泣く、とかそんな経験したことなかったもんね。

そして立派な公家気質にお育ちになられましたわ。

逆に大きくなって弟が生まれて我慢しなくちゃいけない場面があるっちゃあるけど、

小さいうちから喧嘩して、もめて、思い通りにならない経験を積み続けてきてるのは、

圧倒的にほーちゃんだと私は思う。

自分が怒ったところで軽くあしらわれるのは目に見えてるから

かわりにママに怒ってほしいっていう気持ち。

わからなくもないけど、

もう　いいんちゃう？

かえろ？？？

ギュンッ！！！

私：「わかったよ。

悔しかったね。

今度見かけた時にはママ、注意したげるから。

さ、おうち入ってお風呂入ろ。」

ビンッ！！（反）

ほ：「やだ！！！

怒って怒って怒ってぇぇぇぇ～～～～～！！！」

ピーーーーーーン！！！！！

ちょっ・・・なにこれ。

あたし、暴れ犬育ててんのかな。

庭先で見事な仰け反りの舞を披露。

とそこへ、騒ぎを聞きつけた張本人がやってきた。

コロ：「ほーちゃん、

なんで泣いてんの？」

コロしゅけくん！！！

いや・・・あの・・・・あのそのあの、

自分の目で見てもいないことをどうしても叱りたくない私。

その横で

ほーちゃんが今だと言わんばかりに

ゴーサイン出してくる。

あによー。

そこまで言うんやったら自分で言えよ～～。

なんなん今日。

そんなに嫌やったん？

しょうがない。

聞いてやるか。

私：「あのさ、ほーちゃんがさ、

コロ助君がズルしたって言うんやけど、

コロ助君の答え。

ほーらーーーーー。

どうせ今聞いたところでこーなるの目に見えてるもん！

ですよねーーー。

遊びの中で、しかもだいぶ前に起きた事なんて覚えてるわけですよねーー。

私：「だよねぇ～～・・・・覚えてないよねぇ～～～。

ほーちゃん、コロ助くんはやってないって言ってるけど？」

ほ：「やった！

ズルしたし！！

ママが怒って！怒って怒って怒って！！！」

ええええ～～～～？

もーーー。

ジャアイマカラオコリマーースヨーーー（棒)

「ズルシチャダメジャナイノーーー

メンメー。」

（文字じゃ空気感が伝わりにくいけど、

全く怒ってないトーン。）

ほ：「キィィィ！！！！

そんなんじゃダメ！

もっと怖く怒って！

ちゃんと怒ってよぉおおおおお！！！」

なんだろう。。。。もう疲れてんのかな。

眠いん？

どうしたん？お腹すいたん？

バブバブー！

ほーちゃんの気持ちもわかるけど、

だからといってほーちゃんの言い分だけ聞いて怒るのも難しいし、

見てないし、コロ助君も覚えてないって言ってんだし、

どうしようもないじゃないかあぁぁぁ！！！！

もう！いいや！

おうち入ろ！！！

はいおしまい！！！ビチャン！（締）

無理やり家の中に引きずり入れる。

そのままお風呂に入れようとするものの、

まだまだ頑張ります、デビルくん。

うぎゃぁぁぁぁぁ～～～～～！！！！

私：「ほら、ほーちゃんの好きなゼリー一個あげる。」

ほ：「いらないぃぃぃ～～～！！！」

アベシッ！！！！

大好物のゼリーに見向きもしないほど

泣きわめきまちて・・・・

家に入る入らないでもめた次には、

怒る怒らないでもめ。

最後は風呂に入る入らないでもめる。

一事が万事。

最終的に、この争いにどう決着がついたかというと。

いらないと言ったゼリーを

結局食べるんかーーーーい。

ゼリー一個食べてご機嫌直しとったわ。

はーしんど、あるしんど。

みんな、おんなじようなシチュエーションの時、

例えば我が子が「〇〇ちゃんがナニナニしてきたぁ～～」ってよその子について報告してきた時って、

どう返してる？

まだ大人が気持ちを代弁してあげる時があってもいいのかなあ？と思ったりもするし、

「あなただって悪かったんじゃないの？」って言うのもなんかちょっと違うような気がするし、

「分かるよ分かるよー」って共感したとしても、じゃぁママがかわりに怒ってよ！ってなる気持ちも分からないでもないし、

かといってかわりに怒ってあげるのがいいわけでもないし、

私もどこかで悪者になりたくないっていう意識が働いてるし、

むずかちい(^o^)／

プールの授業が始まりました！

色々試した結果、

このプールバックをずっと使ってもらいたいと思っています。

追記：書こうかどうしようか今日一日迷ってたのですが何人か触れてきてくださった方がいらっしゃったので追記します。

私も今日は記事を書くまでにすごく時間がかかりました。

今朝、五歳の女の子の書いたノートをニュースで見てから気分が沈んで・・・。

もう・・・かわいそうで可哀そうで・・・やるせないですよね。

今私がこうしてる間にも日本の片隅で怯えてる子供がいることを思うと、

子どもたちを救うために私に一体何が出来るんだろうかと考えてしまって眠れません。

親に「やだやだ！」って言えること、

親の顔色を窺わずに自由に発言できること、

親に気を遣わずに子供らしく遊ぶこと、

親の私からしたら腹も立つし、イライラもするけれど

こうして全力でぶつかり合えてる毎日って実はすごく幸せなことだなと思いました。

子育て、可愛い瞬間ばっかりじゃないし、憎たらしい瞬間もいっぱいあるけれど、

この世に生まれてきた子供には幸せになる権利があるし、

この世に産み落とした私たち親には子供を幸せにする義務があります。

普通に怒るし、時にはストライキしてもするけど

愛情だけはしっかりと伝えて、一生懸命幸せに育てていきたいと思います。

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