なすりなすられ三番目。

チャオーーーーーー！！！！


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我が家の三人兄弟。





三者三様。


おとつい、いつもの公園生活で（家ないんか）
殿様と馬と王が水遊びをしていたところ、(どんな組合せ)


ゆいたんが大きなカマキリを捕まえたのよ。



バッタはたくさん捕まえられるけど、
大きなカマキリはレア物だから

３人がよってたかって可愛がっていた。


よーちよちよち。

「カマちゃぁ～～ん♥」(命名)




がしかし、

愛でてる最中にカマちゃんが・・・




殿様の背中に回ってしまって大パニック！！



水遊び中なので上半身は裸。

生身の裸にダイレクトカマちゃん！！



殿：「いたっ・・・！イタタタタ！！！

取って！！早く取って～！！汗」



殿：「ひぃ～～～ひっひっひっひ！！
こちょばい～～～！！

あ～～ひゃひゃひゃひゃ！！
くすぐったいよぉ～～！！！」



殿：「アイダダダダ・・！！イデデデ・・！！」


痛いしくすぐったし一人で忙しい殿。



兄のテンパりように恐れを為す弟たち。



ゆ：「ほーちゃん！取ってよ・・・！！」
ゆ：「ほーちゃん！早く！！！！」


おいおい。


さっき捕まえたの自分のくせに、
こういうときは弟になすりつけんのかよ。





兄ちゃん二人にやれと言われて、

やらざるをえない三男。






ベリッ！！！




ポーーーイ！！！（投）


ぃよっしゃぁぁぁ！！


ダイレクトカマちゃん、グッドバイ！！！



殿様：「ありがとう！ほーちゃん！！」

殿が王に礼をのべた瞬間、







目を疑うような光景が。




小さいかわいいスズメがやってきて、





バクゥゥゥゥッ！！！


えええええーーーー！！！！


カカカ、カマちゃぁぁぁぁ～ん！！！



カマちゃんフライアウェ～～イ！！！！



嘘やーーーーーん！！！！！



こんなこと、ある？？

カマちゃん、連れ去られてもーたぁぁぁーー！！！！



さっきまで私たちがおにぎりの米粒あげて可愛がっていたスズメのちゅん太郎に、
私たちがかわいがっていたカマちゃんが食べられるというミラクル。



これを惨劇と呼ばずしてなんと呼ぶ。
(食物連鎖や。)






みんながあっけに取られるなか、

振り替えったら、ゆいたんが、


泣いていた。


んな無茶なぁぁ！！！

ショックではあるけど、決してほーちゃんのせいではない。

事故や、事故。





三番目。
結構こういう役回り、あるんだよね。

兄貴たちが自分じゃ怖くてできないことを
無鉄砲で無邪気な小さい弟になすりつける。




その証拠に、

昨日、山にカブトムシを探しに行ったのだけれど、

熊か猪でも出そうな雰囲気の山道があって
（実際は出ないと思うからご安心を）

こういった類いの知識だけは豊富だけれど実践は全く伴っていない殿様が






熊が出たらどうしよう！！！

熊が！熊が！！ってビビりだして。


どうしたかというと、





弟を最前列に差し出した。


うぉぉい！！！


殿様：「ほーちゃん、一番若くて、一番脂のってるんだから！

プリプリして美味しそうだし。」（






ひでぇな。


そんで、ほーちゃんも美味しそうとか言われてまんざらでもなさそうだし。(無邪気)




しっかりせえよ！兄さんたち！！！



とりあえずカマちゃんに合掌。


なーむー。







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