チャオーーーーーーー!!!


ふりかけの霊の話、もうちょっと続けていい?

せやねん。ヤゴのキヨちゃんの話もしないとあかんねん。
しかしながらキヨちゃんよりふりかけ霊の方が私の中で上回っていてなかなか書けない。(生命<ふりかけ。)


とにかく土曜日~月曜日にかけて三日間ふりかけのことしか頭になかった三男ほーちゃん(3)。

時刻は17:30。

ほ:「はやくふりかけご飯食べたい!」
私:「待って・・・!今、ご飯作ってるから今食べるのは待って・・!」
ほ:「ふ~り~~か~け~ご~は~ん~~~。」
私:「わかった・・・・わかったから・・もうちょっと待って・・・今作ってますから。」
ほ:「ふ~り~~か~~けえぇぇぇ~~~!!」

今話題のどこかの議員のように呪いめいたことしか言わないふりかけ野郎。
焦る秘書 母親。


あとはお皿に盛り付けるだけっていう段階で、
夫から電話がかかってきた。


昨日はどうしても急ぎで話さないといけないことがあったので
先に私がかけていて、夫は折り返しでかけてきたのだ。
(帰って来てから話すのじゃ遅い話だった)


盛り付けをしながら電話に出る私。




いくつもの業務を同時進行でこなしてきた日々の成果あって、
ペラペラ喋りながらも無意識に手が動いて料理を仕上げられる技は我ながら見事なもの。


お行儀が悪いけれど、
めったにないことなので許してね~てことで、



子供たちにご飯を食べさせながら電話を続ける。



ほ:「これ、まぜてぇ~~。」
私:「かくかくしかじかで・・・」(まぜまぜ)



がしかぁぁぁし

たまごふりかけをご飯にふりかけて混ぜた瞬間、


ふりかけ野郎がキレ始めた。



何かが違うかったらしい。


え?何がいけませんでした?
まぜろって言われたんでまぜたんですけど。


ふりかけ:「ちーがーう!!ちがうのぉぉぉ!!」
私:「何が?」
ふりかけ:「こうじゃないの、うわぁぁぁぁーーーん!!!」
私:「何が違うかったの?」
ふりかけ:「ワウワウワウワウワァァァァ!!」
私:「・・・・・・はあ?」

何言うてんのか全然わからへん。


はい。やってきましたね。
ゴールデンタイム。

疲れ・眠気・空腹×不本意=癇癪発生。


ふりかけ:「こうじゃない・・・!こうやないのぉぉぉお!!」
夫:「どうしたん?」
私:「何?何が違うの?」
ふりかけ:「ギャァァァァ!!ギャーコラギャーコラ!!」



まだ大事な話の途中だったけど、
会話がままならない。


なんかよくわかんないけど、

おそらく・・・??


炊きたてのご飯にたまご味のふりかけをかけて混ぜたら、
ふりかけが溶けてご飯が黄色くなっちゃって、
ふりかけの粒々が見えなくなったのが嫌だったっぽい。


知らんがな。
しょーもなぁぁ(涙)



私:「わかった。わかったって。
じゃぁ、もういっこふりかけかけよう。それでいい?」

ふりかけ:「うん。」


というわけで、

たまご味のふりかけご飯の上から鮭味のふりかけをかける。ドサァッ・・。

ふりかけダブル使い。


塩分がどうとか、無駄使いがどうとかという正論はこの際無視。

人は時に常識を手放さなければならないのである。


よしっ!!


たまご鮭味ご飯でわけわからんことになったけど、
これで良いだろう。

ピンクの粒々、見えるし!(ぐっ!)


と思ったけど、





なにかが思てたんと違うらしい。

(ちなみにこのハゲとは言ってませんし、ハゲてもいません。(真面目か)


そうじゃないのぉぉおおおお!!!うわぁぁぁん!!!



ああああ何やねんな、もう(白目)


ちなみに夫との電話はまだ繋がっており、
ある意味、夫が知らないありのままの姿を知ってもらえる機会ではあったものの、
そんなことより私は夫と話さなくてはいけないことがあるのだ。

ふりかけ君よ、ちょっと落ち着いてくれ。



ふりかけ:「これーー!!これ、違うぅぅうーーーー!!」
私:「・・・なに!?何よ。」
ふりかけ:「これぇぇぇぇぇ!!いやだぁぁぁぁぁ!!!」

何が嫌なのかよくわかんないけど、
おそらく、


混ぜたスプーンにびっちりこびりついたお米が嫌。


しょーーーもな。(白目)
どないせーっちゅーねん。


というわけで、
そのスプーンに乗っているご飯を私はパクリと食べた。


ら、それが最後。

崩 壊 。



手のつけられない状態に。(修復不可能)
ボカァァァーーン!!




えぇ、信じられないでしょうけど世のお父さんたち。

これ、夕食風景です。(地獄絵図)


えええーーーーい。

とりあえず、


静まれ。


夫との電話を切って、
抱っこして落ち着かせようとするものの、



どうにもこうにも




話が通じない。


うん。わかった・・・とりあえず、聞いてくれ。

俺の、俺の話を聞け。



泣いてばかりの会話不成立くんをどうにかしようと、

私は抱えて外へ出た。

家の周りをぐるっと回って気分転換しながら落ち着かせようと思ったけれど、


3歳はもう赤ちゃんではなかった(そらな。)
外に出て気分をまぎらわすなどという子供だましは通用しなかった。



誤解を招く言動。


家から追い出したみたいになっとるがな。



いや、そうじゃなくてさ・・・。





私の腕から滑り降りて一目散に家に入っていき、
急いで食卓に戻って
ナニすんねん!このオバハン!とでもいいたげな顔でふりかけごはんを食べ始めた。



なんやねんな、もう。



すったもんだがあったものの、きれいにご飯を食べまして。




そして、夫が帰ってきてからほーちゃんに聞いた。

夫:「なんであんなに泣いてたの?」


そして、奴の答え。








どぉぉおおい!!!


まるで子供のご飯横取りした卑しい母親じゃないかよーーー!!!





違う違う。そうじゃ。そうじゃない。(鈴木雅之)


子育てって理不尽。





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