魅惑の印。

チャオーーーーーー！！！！



なんか知らんけど、やたらと触りたがるものってない？

うちの子でいえば、
赤ちゃん期：コロコロ・ミンティア・鍵。

基本的に、あんまり触ってほしくないから遠ざけるんだけど
裏目に出て、
レア物だからこそ余計触りたくなる。


ほーちゃんの今のソレ、


印☆鑑。

印鑑大好き。





ほーちゃんとゆいたん、この度習い事始めようと思ってさ。


昨日手続きに行ったんだよね。


で、印鑑押してくださいってなった瞬間、


全然ちがうところで遊んでたくせに光の速さで飛んできて、
（恐るべし察知能力）



この状態。


世にも醜い奪い合い。



いやっ・・・ちょっ・・・・やめてや。

目の色変えて押したくて押したくてしょうがない彼。（禁断症状）



私：「ちょっと待ってちょっと待って！
じゃあさ、朱肉にチョンチョンして！」

ほ：「いやっ！！俺が押す！！！」

私：「チョンチョンしてくれたらあとはママが押すから、ほーちゃんチョンチョン係りでお願い！」

ほ：「いやぁぁぁぁぁああ！！！！」

私：「じゃあさ、じゃあさ、ほーちゃん、こっちに押してくれる？」
（財布からレシートを取り出してそこに押させようとする）

ほ：「いやっ！！！そんなんいや！！！」


ブシャァァァァ（斬）



私：「いやいや、じゃぁ一緒に押そう。」

ほ：「いやっ！！！

自分で！！！」


私：「いやいやいや、ちょっと待っ・・・・ゴフッ」




わかった！！！わかったから！！！

じゃじゃじゃぁ、一緒に押そう。

はい、チョーンチョン。



いーーやぁぁぁぁぁ！！俺が押すぅぅぅぅ！！！

（猛烈に嫌がる新郎とやるケーキ入刀のように手を握りしめながら）

いーーや！いーーや！俺が押すの！！！



プルプルプルプル（震）



ぐぎっ（見事に滲む）


ほらーーー！だからママに貸してって言ったじゃん。

ほ：「オーーーレが押したかったぁぁぁぁ！！！

うわぁぁぁああああああん！！！」



めめめめんどくさぁぁぁ（白目）




捺印するだけでこんな大騒ぎすること、ある？


あるんです。


もうキリがないわ。




さっさと終わらそう。

「気が済むまで待ってあげる」とか
「納得するまで話してあげる」とか

んなこと言ってられない時なんていっぱいあるんじゃーーーい！！




印鑑を強奪された印鑑中毒者。






爆音で爆風を巻き起こす。


耳、ツーーーーーン！！！！！


合計８箇所捺印しないといけなくて、
その間終始印鑑の奪い合いで、

すっかりヘソを曲げてしまった大号泣ほーちゃん。






最終進化形が、



活魚。

ピチチチチチチチチッ！！！


ちょっ、もう、勘弁してくれよ。




私：「すみません。うるさくて。」（赤ベコ）




先生が気分を切り替えようと
お稽古バックを選ばせてくれた。

なんと勇敢な戦士、先生。




ほーちゃん、「こっち！！」って言って、
向かって左のバックがいいって言ったのに、


いざ開封して背負わせてあげたら、






出た。思てたんとちがう宣言。



ほ：「こっちやない！！こっちやないーーーー！！！あっちがよかったのぉおおおおおお！！！
うわぁぁぁああああん！！！」

ピチピチピチピチッ。


おいおい、とんだクレーマーじゃねえかよ。


先生：「いいよ。じゃぁ、変えてあげるよ。
こっちがよかったね。そうねそうね」



開封した鞄を返却し、
別のものに変えてもらう。




ああ・・・・・・。




黙ってほしい。

印鑑をきっかけに、
終始泣き続け、
立て直すことはできず、
しまいにはイチャモンまで繰り出し、


最終的には




抱えて退出。



はーーーしんど。


奴を狂わす印鑑の魔力。


おそるべし。




こんな日もあるってことで～～。






今日、すくパラさんの「しくじり育児」二個目の記事が更新されてます！
これまた若気の至りゆえの私のしくじり。


よかったら読んでみてください。





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たくさんの方に共感していただけたようで、お読み頂いてありがとうございました！

↓まだの方はよかったら読んでみてください。

ウーマンエキサイトさん。

妻に言ってはいけない四つのこと。


 
 


昨年１２/８に本が出版されました。