レアとラケルをめとったヤコブに始まり、
お前多すぎやろ…ほんまに嫁の顔覚えとるんか…?なソロモンやら、
晩年若い子侍らせてウッハウッハな忠実ヨブさんやら、
娘に手を出したロトさんやら嫁に手を出したユダさんやら、
聖書の一夫多妻は、
「子孫を増やすと言うエホバの目的のため」と言う建前のもと、なんでやねーんと言うやつまで堂々と書かれている。
現実として、今は一夫一婦制が普通である現代なので、
あいつらけしからんこのやろうと思えるのはまぁ、
モテない人々の僻みを除いても、
割と普通の感情なのだろうと思う笑
私も、「ただ1人と添い遂げ続ける」のが当たり前だと思っていたし、
「神が結ばれたくびきを人が離してはなりません」を、
旧約聖書との明らかな矛盾があるとは言え笑
当然の感覚だと思っていた。
まぁ、今も、旦那と死ぬまで添い遂げ続けるつもりではあるし、それに変わりはないのだけども。
しかし、
数年前だっただろうか、
旦那がぽつりとこぼしたことがある。
「奥さん2人いるのも楽しそう…」
と。
私は当然ドン引きしたもんだが。
でも、よく聞いてみると、
単に女の子沢山侍らせて茶飲み三昧(どうでもええけどこの絵文字乳首つついてる図にしか見えない汚れた私)
したいと言うよりは、
家族を沢山の人数で営みたい、ワイワイおうちでやりたい、と言うそう言う気持ちなんだそうだ。
大家族スペシャルとかでは、沢山の子ども達をお母さん一人で産むわけで、育てるのもすごい負担がかかるわけで、だから現実的ではないとは思うけど(っていうか一般的に我が家の子供4人は十分子沢山やと思うけど)
お母さんが2人いたら自然なことなんじゃない?
と言う気持ちなんだそうで。
たしかに旦那の茶柱では2人満足させるのは難しそう
ちょうどその頃、
そこそこ有名でテレビにも出てる、日本の一夫ニ妻で暮らしてる家族の話だとか、
愛読漫画の「乙嫁語り」にたびたび出てくる、中央アジアの一夫多妻制度への考え方の回だとか、
色々目にすることがあって、
そこまで不自然なことではないのかもしれない、と、
影響されやすい私はそう思うようになってきた笑
もちろん、一夫多妻制度により不幸せになる夫婦も、泣き寝入りする女の人も、恐らく一夫一婦制より沢山いるのは事実だと思うし、
一夫一婦制の方が手続きや相続やなんやかんやでめんどくさくないのだろうとは思う。
日本の一夫ニ妻を選択した家庭も、その結論に至るまで、ものすごく考えて話し合っていっぱいぶつかり合ったと、当たり前ではあるけれども言っていた。
でも、
家庭を営むのに沢山の人手があった方がいいんじゃないか、と言うのはなんとなく思う。
特に、家事や育児の女性への負担が大きかった時代であればあるほど、
上下の関係ではなく、ただ協力し合う関係としての「妻たち」がいるのは、結構現実的だったのではないかと思う。
もし、
我が家にもう1人奥さんがいたら。
現実になることはおそらくないだろうけども、
もしそれが許される社会に住んでいて、
3人で家庭を作ろうと、そう志して、しっかり分業して助け合うことが出来れば。
(ちなみに茶飲みの複数プレイに関しては意外にあんまり抵抗がないのではと思っている笑)
…ありなんじゃね?
と、
ちょっと思えてしまう私なのでした。
だって、今だって、茶飲みこそ私が独占してるけど、
旦那の「愛」は、
ぶっちゃけ、子供に対するものと私へとのそれでそう大差はないような気がするもの。
全員まとめて「構って欲しがり」で評価が統一されてる気がする笑
それに1人茶飲み要員が増えたところであんまり変わらんのちゃうかな…と、
なんとなく思ってしまうのでした。
旦那さんが2人とか、なんなら複数✖️複数の多夫多妻とか、そう言うのも、もし本人達が話し合って納得できるのであれば楽しそうだなぁ、と思う。
大きなシェアハウス、と言うか。
そこに何も体の結びつきは必ずしも必要ではないけど、
みんなで家族になろうよ、と言うムーブメントは既に一部で起きている気もするし、あってもおかしくない気がする。
LGBTQへの風当たりが暖かくなってきた昨今、
一対一ではない、そう言うつながりも考え直してはどうだろう、と、
最近は思っている。
ちなみに旦那は茶飲みありの場合、
生理的に男が一杯いるのは無理って言ってたけど笑
なんて勝手なやつや笑
しかし、
それでも、
「目の輝きがなかった」とあえて評されるレアの扱いは、
やっぱりちょっとひどいと思うねん。
そんなさぁ、たかがお目目の作りくらいでさぁ…
レアちゃんにアイプチ教えてあげたかったわぁ…
っていうか、お目目ぱっちり女子のために14年労働できるヤコブ、どんだけ見た目至上主義よ、って感じやな。
一夫多妻するんなら、イスラム法のように、
一緒に過ごす時間もかける愛情も平等に分け合う家庭じゃないとあかんと思うのよな。
せやから、聖書にある一夫多妻はやっぱり嫌いです。笑