母とのバトル歴@小学生 | 置かれた場所で咲くんやで!元JW2世の前向き備忘録
私は親には「口から生まれてきた子」と言われていました。

家に小さい子ども1人。
「なんで?」攻撃こそ少なかったものの、
延々と喋り散らし、聞いて聞いて聞いての連続攻撃、
寝る前には絵本を10冊以上読んで読んでとせがみ、
車に乗ったら大声ひとりカラオケ大会。

業を煮やした母は私と遊ぶのに「証言ごっこ」「聖書の替え歌作り」と言う遊びを考え出し、開拓者だった母の時間入れと私の喋りたい欲求を同時に満たすと言う快挙を達成していました。笑

おかげで奉仕では小さい頃から達者に証言できたものの、
証言中に立ったままお漏らししていた事も。笑
家の人には「しっかりしてるようでまだまだ赤ちゃんなのね」などと失笑を頂いていたようです。さ

親は、さぞうるさかっただろうなぁと思います笑


自分の子供たちは皆旦那寄りで大人しくて、
辛うじて次男が「顔がうるさい」程度(常に変顔を見せつけてくる)
あと、常に動き回っているので足音がうるさい。
対策に静音タイプのトランポリンを買ったら落ち着きました。


末っ子と遊んであげているとの主張。

いつ踏むか冷や冷やしながら見てるけど意外にご機嫌。笑





話が逸れましたが、
そんな私の口達者ぶりは、
やがて早すぎる反抗期へと成長して行きました。

小学生に入ったあたりから、
ムチをされなくなりました。

それは、怒られる度に親を論破していたから。笑

例:
【母】予習またしてへんやん!
なんで当日になって予習してるの!
聖句も全然調べてへんし!

【私】聖句は調べたけど書いてへんだけや!(嘘)
聖句も全部引用するわけちゃうし、ものみの塔の記事だって部分的に引っ張って来てるだけやし(正論)それくらいやったら私やったら書かんくても覚えとけるし!
だいたいお母さんなんか調べとっても書いてる事しか注解できへんやんか!
私ちゃんと考えて自分の言葉で注解してるで!
お母さんこそ表面的にしか読まんとそのまま鵜呑みにしてるだけちゃうんか!(正論)

【母】…(ぐぅぅ)
あんた、ほんっま可愛くないな!

【私】
はいはい都合悪くなったらすぐそれ!可愛くなくて結構ですうう!!(小学生か)(小学生です)

(両名、泣きながら退場。以下冷戦)



と言うわけで、
もっともっちゃもっともやけど、
めっちゃ可愛くない子供でした。

変に口と頭が回るだけに、
予習しなくてもそこそこな注解が出来てしまったので、
割り当ても注解も苦手な親は何も言えず…

こうして手抜きばかりする高慢な子供が出来上がって行ったのでした。笑



「ちゃんと」考える頭があったのなら、
あの時サボらずもっとしっかり掘り下げて親に言うように鵜呑みにせず自分の頭で考えておけば、
もう少しJWの間違いに気付くのが早かったかも知れません。笑
年代計算とかエセ科学的なあれこれとかね。

ちなみに親とバトルする能力は私の自尊心は守ってくれましたが、
負けず嫌いで間違いを認めないと言う欠点はどんどん育って行き、
大人になってからもそこそこ苦労しています滝汗



こんな感じで小学生の頃から私は母とは顔を合わせれば一触即発の関係に…。

のんきで空気読まないおせっかいな父がいなければ更に悲惨なことになっていたかもしれません。
おとんがちょうどいい(悪い?)タイミングで口を出してくるので、
おかんの矛先がその時点でおとんに向くのです。
「お父さんがちゃんと頭としていうべき事言わないから!」とかそんな感じ。
で、これ幸いと私も「そーだそーだ!」てな感じで有耶無耶にしていました。笑



でも、「聖書と組織が絶対正しい」の前提で2人とも喧嘩してたんですよね。笑
おかんに酷いこと言っても、絶対に根拠に組織のいうこと持ち出してた。笑笑

そういう意味では、親の教育はまぁまぁ成功していたとも言えます。笑

そして、小学生にも使えるような論理しか組織は使っていなかったんだなぁ、と、今にしては思います。笑

「固い食物」になると、親より私のがよく分かってましたもんね。
だから、霊的な事での言い合いになると、大抵私が勝利しておりまして。

逆に言えば、部屋を片付けろとか手伝いをしろとかのお説教は割と素直に聞いていた気がします。笑



もう少し成長して、恋愛が絡んでくるようになると、
バトルは更に混沌として参りました。
その頃のバトルについてはまた今度。