艶やかに染みわたるテナー。 | 5番の日記~日々好日編~

5番の日記~日々好日編~

気の向いた時に気の向いた事を勝手に書いています。
よってテーマは剛柔バラバラです。



ブランフォード・マルサリス『Random Abstract』(1987年)


この人の名前を初めて知ったのはスティングのソロアルバムからでした。



スティングのソロはなんとジャズだった... という驚きと共に記憶された名前です。

確かLIVE AIDでもスティングのバックバンドで吹いてましたね。

でも1曲だけだったかな。



ケニー・カークランド(p)

デリバート・フェリックス(b)

ルイス・ナッシュ(ds)


ブランフォード・マルサリスはテナーとアルトのサックスを吹いています。



いやぁ、

やっぱりジャズですね(笑)


ちゅうかこの人、かなりの芸達者。

他のサックス奏者のフレーズを物真似で披露したり、「影響受けてます!」をデフォルメしたり、真面目なのかサービス精神旺盛なのか(きっと真面目なんだと思います)


オープニングのウェイン・ショーターの「Yes or No」がなぜか「Yes and No」になってるのが????ですが、明らかにコルトレーンを意識した野太いトーンで吹きまくり、ピアノは飛び跳ね、リズム隊はパワー全開。