先日、ドナルド・トランプ氏の事を書きましたので今日はこの人。
そのトランプ氏と共和党の大統領候補指名を争っているニッキー・ヘイリー氏。
予備選の初戦、第二戦に敗れたデサンティス氏が撤退表明をしましたので、共和党大統領候補の指名争いはこの人とトランプ氏の一騎打ちとなりました。
ニッキー・ヘイリー氏は前トランプ政権時に国連大使を務めた人で、両親共にインド人。
アメリカ生まれだから国籍はアメリカ。
大統領になれば、今のイギリスのスナク首相がインド系ですので、米英2国のトップがインド人というなかなかに興味深い事になります。
政治信念はまだよくわかりませんが、サウスカロライナ州の下院議員を経て州知事に。
全米で初の女性州知事、そして最年少の州知事だったそうです。
さて、この人はトランプに勝てるのか?と言えば、かなり難しいのが現状。
ただ、注目された指名候補選の2戦目のニューハンプシャー州では敗れたものの僅差。
共和党の予備選は党員でなくても登録すれば投票できますので無党派層が投票者の4割を占めました。
その無党派層だけに限ってみると、トランプ氏の得票率は4割で、6割はヘイリーに投票しています。
(なぜか日本のマスコミはここを報道しない)
ヘイリーにとっては2月24日に自分の地元・サウスカロライナ州で行われる予備選が正念場。
ここでもトランプが勝つようならヘイリーは撤退表明するでしょう。
ヘイリーが勝てば、予備選と党員集会が集中する3月5日の "スーパーチューズデイ" で決着をつける事になります。
株価が急騰するか、それとも暴落するか?
2月24日、もしくは3月5日が決戦。