かつて大阪に「劇団☆世界一団」という劇団がありました。
結成は1993年、2005年だったか2006年だったか、劇団名を「Sunday」に変えています。
主宰は東京パラリンピックの開会式・閉会式の演出を手掛けたウォーリー木下さん。
カラフルで一風変わったハートウォーミングな話を得意としていました。
上の写真は2003年に上演された『世界一団の博物館』という舞台のチラシです。
ローアングルで蛍光ピンクが印象的なデザイン。
作・演出:ウォーリー木下
出演:平林之英、希ノボリコ、小松利昌、年清由香、赤星マサノリ、吉岡昌子、工藤丈徳、安元美帆子、井田武志、椎原小百合
80年代、90年代、そして2000年代の今(当時)の3つの時代の博物館を巡る話が同時に進行します。
修学旅行にやって来た博物館で、いじめっ子に命令されて恐竜の骨を盗もうとする中学生、博物館内でカンガルーに出会って追いかける「僕」
そして、スランプに陥ってドイツに逃れた作家が暮らす博物館....
一見関係のないエピソードが舞台上で「ドア」を通して交じり合う目まぐるしい展開。
役者も大変だろうなぁ、と思うスピーディな舞台は、「同級生」という1つのキーワードで繋がっています....
ちょっとウォーリーさんの過去作品にはなかったタイプの舞台になっていましたが私はこの劇団、割と好きだったのです。
さて、
この上の写真..,
何でしょうか?
TBSのある女子アナが同期と2人で豊洲のチームラボに行った時の自撮り写真をInstagramにアップしていたのがコレ。
床が鏡になっていて、照明が幻想的に煌めく空間なんですが、「スカートの中が見えるんじゃね?」とネットでザワついていたんです。
実際には、「スカートの人は入口でハーフパンツを借りる事ができるので大丈夫です!」
別にこのInstagramにも女子アナにも興味はないんですが、このアングルで劇団☆世界一団を思い出したのです。
こんなチラシ、確かあったなあ、って。
ウォーリー木下さん、ちなみにこの名前はご自身が「ウォーリーを探せ!」のウォーリーに似ているからだそうですが、劇団名を変えてからあまり接点が無くなってそのままになっていました。
東京パラリンピックで久々に名前を聞いて、パラリンピックの演出を担当するとはすごいなぁと。
もう1つ、思い出した事。
大阪天満宮のすぐ近くのとあるビルなんですが、コンクリート打ちっ放し、一見オシャレに見えるものの、階段が「格子」状態になっていて、スカートだと下から中が丸見えなんですよ。
格子って、ホラ、溝にハメ込んである鉄のヤツ。
あれのもっと細かい目のタイプ....
このビル設計した人、スカートでこの階段を登るとどうなるか想像力なかったんだろうか?
とかなり不思議です。
まず、スカートであろうとパンツであろうと、下まで見えますから怖いですし。
(たぶん90年代に建ったビルだと思いますが、階段はそのまま)