ギブソンES-175の人。 | 5番の日記~日々好日編~

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気の向いた時に気の向いた事を勝手に書いています。
よってテーマは剛柔バラバラです。

プログレ四天王、だったか、5大バンドだったか、そんな呼称がありまして、

イエス

EL&P(エマーソン・レイク&パーマー)

キング・クリムゾン

ピンク・フロイド

ジェネシス

....が、そう呼ばれるバンドです。




一番よく聴いたのはピンク・フロイドで、ほとんど聴かなかったのがEL&P


ピンク・フロイドはあのデビッド・ギルモアの叙情的なギター音に「やられた!」



EL&Pをなぜ聴かなかったのかと言いますと(でもレコードは全部持ってます)、これが実に簡単な理由でして、


ギタリストがいないから。



ロックバンドでギターがいない....?

いや、それはちょっと... と思ってしまうのです。

(個人の感想ですからね)


その代わりにEL&Pには、とんでもなくエキセントリックなキーボード奏者、キース・エマーソンがいましたが。



ギタリストには目もくれない、ロック界屈指のスーパーキーボード奏者、キース・エマーソンをして、

「彼は最高のギタリストだ。一緒にやりたかった」

と言わしめたのが、イエスのギタリスト、スティーブ・ハウ。



マイ・フェイバリットの5指に入るギタリストなんですが、何と自伝が出ております。

(どれぐらい売れるのかと心配になる....)




世代的に70年代ロックは全て後追いですので、この人のプレイをリアルタイムで聴く事は出来ませんでしたが、様々なギタリストの要素を巧みに取り入れて自分流にアレンジして表現する手法は、基本的な技術がないと無理なワザ。



イエスのアルバムを発売順にリアルタイムで聴けた人は、その創造力に驚きの連続だったのではないでしょうか。




で、実はこの人の最大の魅力はエレキではなくアコースティックギターではないかと個人的に思っています。

非常に軽快。で、バカテク。


ジミー・ペイジのアコースティックもいい味ですが、スティーブ・ハウも捨てがたい。