大阪市内、阿波座の江之子島というローカルなところで『黒田征太郎展』が開催されておりました。
黒田征太郎さん、81歳。
大阪生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーター、あるいはその職業を志す人で、この名前を知らない人はいません。
業界の重鎮です。
非常に多作な方で、街を見渡せば、必ず黒田さんの作品があります。
FM802が開局した当時、みんなが競ってクルマに貼っていたバンパーステッカーは黒田さんの手によるもの。
(あの子供の落書きみたいなヤツです)
“絵で行けるとこ”というテーマの今回の展示会はこじんまりしたもので、ご本人の作品を網羅しているような内容ではありませんが、どうやってこの作品が選ばれたのか、興味深いものがあります。
しかし、
他に何もないマイナーな立だからか、あまり宣伝していなかったからなのか、お客さんがいません(笑)
ポツポツとやって来る人を見てますと、
たいてい1人。見るからに美大生、デザイン関係の専門学校生。
皆さん真面目です。