旅する楽器 | 5番の日記~日々好日編~

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気の向いた時に気の向いた事を勝手に書いています。
よってテーマは剛柔バラバラです。

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万博公園の「太陽の塔」

耐震性の問題で1970年の大阪万博閉幕後は閉鎖されていましたが、リフォーム(?)が終わって最近、この中に入れるようになってます。
しかし解放されてるわけではなく予約制。
競争率が高く、たぶん3か月待ちとかそんなの。
(私も入ってません。外からだけ)

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その万博公園の中に「国立民族学博物館」というのがありまして、太陽の塔の正面の公園入口=中央口からだと日本庭園に向けて10分~15分ほど歩きます。


このあたりまで来る人はあまりいなくてちょっと寂しい…?

でも、私は昔からこの博物館が大好きなんですよ。
面白いですココは。
(何よりもいいのは人が少ない・笑)


5月の連休終わりまで、「旅する楽器 ~南アジア、弦の響き」という企画展が開催されております。

コンガやボンゴなど中米が打楽器の宝庫なのに対して、南アジアは何げに弦楽器の宝庫でして、最も有名なのはインドのシタール。

中東や中央アジアから伝わった弦楽器が、南アジアの演奏家によって改造されて様々な人々によって様々な場所で演奏されて来ました。

ある時は宮廷の華、ある時は宗教儀礼。


インドやパキスタン、イランなどの伝統的弦楽器が多数。シタールはもちろん知っていましたが、見た事もないような不可思議な形をした弦楽器もあってなかなか面白いんです。


目の前に展示されてるので弦を弾いてみたい衝動にかられますが、もちろんおさわり禁止。
本番行為(試し弾き)は論外。


この博物館、企画展ではない常設展示でもちゃんと「楽器」というコーナーがありまして、ナショナル社のリゾネーターギターとかレスポールとかお馴染みの弦楽器も展示されてます。


館内のレストランでは企画展にちなんだエスニック系メニューが期間限定で。


近くだったら月イチペースで行きたい。