オコメとボクと、時々、オデン | chUNKOffset マリステッド・カルティル 栄光への軌跡

オコメとボクと、時々、オデン

今日の夕飯はコンビニのおでんでした。


おでんといえば、中学生時代の思い出話があるんですが

それを最近Aに話すと「何それ?終わり?」といわれました。


おでんの話というのは、

僕が中学生の頃、昼休みに2段の弁当を開けたら

1段目はいつも通り、ご飯+フリカケ

おかず用の2段目は全部「おでん」が入っていました。

僕は弁当のおかずに「おでん」が入ってると

何故かテンションが下がるのですが

まぁしょうがないかと食べようとしました。

そのとき手が滑っておかずの入った弁当箱を

落としてしまい、床に「おでん」が散乱しました。

服にもちょっとついてしまいました。

「あ・・・あぁ・・・あぁ・・」と心でつぶやきながら、

とりあえずおでんを拾ってゴミ箱へ捨てて雑巾で床を拭きました。

雑巾と弁当と服を洗うために、水洗い場へ向かいました。

しばらく洗って、おでんの臭い落ちないなと思いながら教室へ戻って

席へつきました。

ご飯の段の弁当箱の横に、ご飯の段用の内蓋に

いろんなおかずが一杯乗っていました。

近くにいた友達に「これどうしたん?」ときくと

「みんな置いてったで」みたいなことを言いました。

弁当落としてちょっと泣きそうだったんですが、

感動してしまって本格的に泣きそうになりました。

同情だと思いますが、なんだかすごく嬉しかったのを覚えています。


僕の人生の中で5本の指に入る感動話なのですが、

Aには「おでんのくだり関係ないやん」と言われました。

ただAはツンデレなだけなので

誰も見てないところで泣いることかと思います。

かわいいねAちゃん。