庭木の伸び過ぎた枝葉を
慣れない手つきで剪定する
一生懸命頑張ったんだろうなぁ
ここまでになる為に
自分の命をただそれだけに
それを好きな見映えになるように
一瞬にして切り落としていく
そう考えると切ないけれど
草木だって
やぶからぼうに体を大きくしたら
それだけ吸収するものが必要になる
もしそれが足りなくなれば
自ずと体は弱り
茶褐色に覆われて
艶のある鮮やかな生命の火種は
小さくなるかもしれない
だから余分なものを
削ぎ落とすことで
美しく
生き生きと
生命を輝かせるのだ…
そう考えることにしよう
だったら
人間も同じように
余計なものは断ち切ってしまえばいい
それは
「自分が自分であること」を守る為
それを邪魔する
「~べきもの」
「~しなくてはならないこと」
を強要してくるものたち
それが何であるのか
自分自身で考え
自分自身で判断して
答えを出す
その為の剪定ばさみは
自分の心の中にあるのだ…

