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栃木県宇都宮市
【大谷公園・平和観音】
のINDEX記事です看板持ち


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📍

〒321-0345

栃木県宇都宮市大谷町1162


概要

もともとは

大谷石の採石場だったのが

世界平和を祈念する平和観音が刻まれて

その後昭和31年に開園したそう指差し


奇岩も複数あります


平和観音・親子がえる


案内板

大谷公園

市街地の西約7kmにある宇都宮県立自然公園内に位置します。元々は特産の大谷石を産出する採石場でしたが、世界平和を祈念した平和観音が刻まれた後に、昭和31年に開園しました。周囲の起伏に富んだ地形と松や広葉樹の自然林と相まって、独特の景観をかもし出している異色の公園として、多くの観光客に親しまれています。

公園中央には「親子がえる」があり、参道の岩壁には、天狗が投げたという伝説が残る「天狗の投げ石』や日大な磨日のような「スルス岩」などの奇岩があります。また、平和観音の左側の階段から頂上に登る展望所では、国の指定を受けた御止山や大谷の景観などの眺望を楽しむことができます。

ここ大谷公園は、石像、採石場跡、奇岩などがあり、大谷全体の景観をコンパクトにまとめた公園です。




大谷石の採石場跡


大谷町を中心に産出される大谷石は、

東西約8km、南北約37kmに分布しています。

大谷石は今から約2000万年前の海底火山の噴火により噴出した火山灰が海底に堆積してつくられたもので、地質学上の名称は「凝灰岩」と呼ばれています。

大谷石の採石は江戸時代に農家の副業として始まり、明治時代に入り産業として発達しました。

当初は露天掘りと呼ばれる地上に現われている岩を採石する手法を用いていましたが、現在の採石場所は地下数十メートルから百メートル以上もある抗内に移っています。

採掘された地下空洞の広さは、全体で東京ドーム12個分に相当するといわれています。

ここ大谷公園では、昭和初期まで露天掘りや天上部だけを残す垣根掘りと呼ばれる方法により採石が行われていました。採石は岩の上部から一本ずつ手作業により下に向って行われ、大谷公園から大谷寺に向う通路の壁面や東側の壁面には、層のようになっている採石跡を見ることが出来ます。また、市営駐車場から平和観音を結ぶ通路には、石材輸送用の軌道が敷設されていました。



奇石群(スルス岩・天狗の投げ石)


大谷の人々は、大谷地区に点在する奇怪な形をした岩に名前を付けて

呼んでいました。大谷公園の中には、岩の中央に横に亀裂が入り磨臼のような形をした「スルス岩」と、伝説では大谷の南に位置する戸室山に住んでいた天狗が、大谷向って投げた巨石が、崖の上でバランスを保ち止まっている「天狗の投げ石」があります。このほかにも大谷には、「鶴岩」、「亀岩」、「兜岩」、「ダルマ岩」などの奇岩群が点在しています。これらの奇岩は古くから観光名所として紀行文や絵葉書などに登場しています。




2023年7月




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